石破首相が辞任して1日、既存TV・新聞のオ-ルドメディアは一斉に「次期総裁選、各立候補者の強みと泣き所」を報じ始めた。
御用政治評論家の一人などは、待ってましたとばかりにテレ朝モーニングショーに連日呼ばれ「俺だけが知っている政界の裏側!」を得意げに述べはじめている。
9月9日のテレ朝モーニングショー より
筆者は思った。いつもの大相撲今場所の優勝候補はダレでしょう?・・・と同じレベルではないか?と。
それもいつものレギュラー・コメンテーター。大相撲も映画も大リーグの大谷選手も同じレベルで処理してしまうオールドメディア、
今回参院選で参政党なり国民民主党への賛同が多く集まった理由は、今までオールドメディアが忖度して触れなかった旧態然とする自民党、立憲民主党スタイル(政治家家系者、利権保持者、派閥(徒党を組む癖)、権力志向、金集めの汚さ)の偏向報道がSNS中心にバレてしまい、事実を知りそれらに呆れた国民の意思だと思う。
石破氏が原因で負けたと自民党内で騒ぐが、参院選敗因をろくに分析もせず、自民党内の「次は我々のチャンスだ・・」の総裁選レース動向のみを興味本位であーだ、こうだ論ずる姿は国民の多くが嫌気を感じ見切りをつけたのではないだろうか?
今の自民党内部の動きを見る限り、完全に世論と乖離しており、相当危ないと思うが如何だろう?
政治評論家とコメンテータは「今こそ稼ぎ時!」と予想するが、観ていて見苦しい。だからMLBのドジャース中継へチャンネルを変えてしまう人が多いのだろう。
コロナ過の報道がオールドメディアの無責任さを如実に表している事は、国民のほとんどが経験して知っている。今でもワクチンを打ってしまった自分に直接かかわりのある事だから。
コロナの女王に始まり、イベルメクチンが効く効かない話に、2度3度とコロナワクチンを打たせる番組特集をこれでもかこれでもかと報道したのは記憶に新しい。
コロナ過が決してコロナワクチンのお陰ではなく、自然に収まった今。
かって埼玉県の一医院の院長が連日テレワーク出演し「現場は大変だワクチン打たなきゃ!」と騒いだ結果、打てば打つほど世界中で一番感染者(世界でのデータが証拠)が増えてしまった事実をキチンと報じず、結果間違った報道をし続けた事を詫びもしない。
この辺りから、オールドメディアの「何かおかしい、事実をきちんと伝えていない気がする」という疑念が国民の間で広がったのではないかと筆者は思っている。
そのトドメが世界一の発行部数を誇る読売新聞の参院選敗北数日後相互関税15%決定日の「石破総裁辞任」の大誤報だろう。今回石破総理が辞任の演説でも述べていた「日米関税交渉」の真っただ中に「辞める」などとは口が裂けても言えない状況を推察もせず判らなかった読売新聞社!
日米関税交渉は赤澤大臣が一人でやっている訳ではない事くらいジャーナリスト、新聞社なら百も承知だろう?
筆者のような政治素人でも、日本の国益が掛かっているトップ同士の交渉中に「辞める」などとは思いもせず「本当かよ?」と思ったと同時に読売新聞の大ドジ!だと見抜いていた。
ネット・SNSや他の新聞社が全く報じていなかったから、余計強い確信をもって「読売の大ポカ」と断定したのだった。
有料で決して安くない新聞、オールドメディアの「真実を伝えない酷さ」を国民が知って体験した結果、無料で「速くて政府に忖度せず事実をそのまま伝えるSNS,ネットメディア」の報ずるところを信ずる人が激増していくのは間違い無いのではないだろうか?
SNSネットメディア>オールドメディア・・・の変換は予想よりはるかに速い気がする。