ブログを毎日更新しなくなって10日ほど、フィールドへ出てそれほど野鳥!野鳥!と目を凝らすことも無くなったが、長年培った習性とは恐ろしいもので、フィールドに出て気が付けば耳をすませ目を皿のようにして野鳥の気配を探す自分に驚いている。
過去15年以上、野川の何処でいつ頃何に出遭えたかの記録を辿りつつ、柳の下のドジョウを狙う自分に苦笑いしながら久しぶりに歩いてみた。野鳥の数は少ない。
以前は山ほど来ていたオナガガモがまったく居ない。
その代わり自分としては2006年以来今年初めてホシハジロを観た。くちばしの白いのと黒いのが居たが大きさも少し違うし頭からクチバシにかけてのラインが違うが個体差なのか?ホシハジロにもいろいろな個体差があるのだろう。水鳥に関してはあまり知識がない。
10年ほど前は眼にしなかったワカケホンセイインコがやたら増えたような気がする。大岡山の東京工大(現・東京科学大学)を塒としていたこの種が三つのグループに分かれて都内近郊へ拡散して以来の事らしい。
必ず居るのがカワセミ。この時期は来期の相手を決めるペアリングの季節で、争いが観られるのが普通なのだが今期はまだ遭遇していない。
野川自然観察園では相かわらず入り口付近に野良猫が居るし、カラスの囮小屋にはオオタカの若鳥がまた入り込んでいた。観察センターは一体何を考えているのだ?せっかく繁殖しているオオタカノ若鳥が傷ついたらどう責任を取るのだ?
近々仲間と相談して長い広告代理店時代に培った仲の良いメディアに伝えようと思う。
三鷹市附近の野川では初めて観たホシハジロ、2~3羽いたように見えた。
クチバシが白くないホシハジロ
同じく、別カット。単独で居た。
コガモのつがい
黄昏の野川、武蔵野公園付近
頭上で声がしたので見上げたら珍しくシロハラが木の実を突いていた。
トビ回るワカケホンセイインコ
コサギは足で川底をまさぐってヌマエビをゲットしていた。
マガモのつがい
ポツンとカイツブリ
野川で一番出遭うカワセミ
意外に高所から餌を狙う様だ。
常に上空からの脅威には気を配る・・。
スズメの群れ(3~40羽)がやたらと草の実を採餌