https://www.youtube.com/watch?v=OWoKzNxZWw8
何なんだ？今まで人間が自分で電気を消したり、TVのスイッチ入れたり、タイマーセットしたり、新聞やパソコンで株価を確認していたのが、しゃべるだけで全部グーグル・ホームというスピーカーAiにやらせている。これって間違いなく近未来的に人間が体を動かさないバカになり、いろんな生理機能・フィジカルが退化していく原因になるのでは？便利になるという事はそれを使う事で、逆に人間の生理能力や機能が退化するという事なのだ。
既に人類はスマホが無いと生きていけない人種を生み出し、そのスマホの操作中に足を踏み外して命を亡くしたり、スマホが原因で人を殺したりするケースがどんどん増えている。スマホ使用者がガラケー使用者をさげすみ、あざけりながら優越感を感じている一方で、スマホ依存症（＝スマホジャンキー）による社会秩序の混乱も始まっている。
冒頭のGoogle Home（グーグルホーム）が普及氾濫すると、どんどん自分で物事を出来ない人間が世に溢れることに成ろう。特に寝たきり高齢者や身体障碍者が日常生活で活用するに関してはもちろん大賛成だし、福音になろう。しかし、ぐーたらで面倒くさがり屋がこれを多用し始めたり、子供の頃から自分で行動する・・・という習慣をおろそかにして何でも「オッケー！グーグルコレやって！アレやって？」で済んでしまったらどういうことに成るか恐ろしい未来が待っているような気がする。電気が止まったらその子たちはどうなる？大災害が来てバッテリーもなくなってAiが反応しなくなったら、そういう子供たちはどうするだろう？あるいは電源やバッテリーがあったとしても「オッケー、グーグル何処へ避難すれば良いのか教えて？」と言いながら津波にのまれていくのだろうか？
筆者は声を大きくしてこう言いたい「オッケー！グーグル、お黙り！そしてどっかへ消えちまいな？」
正月から色々な新聞記事に注目した。主に日経と読売。特に読売の新聞広告などは高齢者たちへの案件ばかりだ、一番のターゲットはやはり団塊世代以上の高齢者なのだろう。
ネットより新しい！という見出しに苦しい新聞広告最期の抵抗を感じたが・・・。
1948年生まれ、つまり昭和23年生まれ団塊世代のど真ん中は今年中にほとんどが古希つまり70歳に突入する。その昔70歳と言えば稀に生きられる年齢だったのだ、だから古希なのだ。しかし団塊世代はまだ80％以上が生き残っている。2020年の人口ピラミッドでも団塊世代は全年齢層で一番多いのだ。
2020年においても団塊世代は相変わらず全年齢層で一番多い。
デジタル一辺倒の日用品・生活用品のなかでアナログ回帰への動きが急ピッチだという。別に筆者がアナログレコードのコレクターだから言う訳では無い。相変わらずガラケーの携帯電話を使っているから言う訳では無い。筆者は単に自分が使いやすい、生活に密着し効率の良い、費用対効果（＝コスパ）の良い物を使い続けているだけだ。バブルの時期に身分不相応の投資・投機を行って破綻寸前になった大手銀行とは違い、地道に経営を続けた静岡銀行の様な生き方をしているだけだ。
大手企業の経営もユニークで尖がった創業者やワンマンと言われるような経営者がいた時代が、世代交代により多数の役員合議により集団経営方式をとった企業が衰退していることは誰もが知っている事だ。
本田宗一郎氏がいた時代のホンダ、松下幸之助氏がいた頃の松下電器。井深さんや盛田さんがいた時のソニー。いずれも当時の面影はなく二流企業になってしまっている。
一方で個性的な鈴木会長がまだ頑張っている車のスズキ、柳井氏が社長復帰したユニクロなどワンマン的な社長の企業は好調のようだ。決してカルロス・ゴーンが正しいとは言わないが、トヨタの豊田社長にしろ、ゴーン氏にしろ「はっきりとした物言い、強い指導力」のある企業が元気であることは素人の我々にも良く判る。
合議制だと突出した意見・アイディアは潰される。平均的なものの進め方では個性は出来ない。今後数年の日本がどういう方向へ進んでいくか？唯我独尊で良いからユニークで強力なアイディアを持ちなおかつそれを実践・実行できる勢いに期待したいのだが・・。
