2017年11月11日土曜日

団塊世代のコンデジ奈良紀行記・その2。This is Baby-Boomer's Nara report in autumn by Compact digital camera photos part 2. 

 東大寺に引き続き、斑鳩の法隆寺の様子を正攻法でご紹介。法隆寺が如何にその後の日本の寺院と異なっているか、実際に行ってみなければ判るまい。木の柱を取り巻く四方の龍だとか、金属製の灯篭など大陸の意匠を感ずるエキゾチックな寺だと思った。

 夢殿の隣にある中宮寺の半跏思惟像は、東洋版「考える人」のイメージだった。上野の西洋美術館にあるロダン作の「考える人」との共通点を感じてしまった。

 明日早朝から、九州撮影行⇒小倉・熊本・人吉・薩摩川内・出水・八代・佐賀(大授搦)・南阿蘇と回るので、暫くブログは不定期アップとなるがご容赦願いたい。




エンタシス柱の回廊


法隆寺金堂の壁画(一部)

上の壁画がずいぶん昔から通常切手に使用されている。

中宮寺の半跏思惟像、池の上に立つお堂の中に鎮座ましましていた。

2017年11月10日金曜日

団塊世代のコンデジ奈良紀行記。This is Baby-Boomer's Nara report in autumn by Compact digital camera photos. 

 東大寺の正倉院展と斑鳩の法隆寺の御物の比較などをレポートしたが、秋の佇まいをそれぞれコンパクトデジタルカメラで撮影したのでほんの少しご紹介。

 東大寺の大仏殿や、二月堂、誰もが一度は行く奈良のメイン・ターゲットだが、それなりに少し視点を変えて撮ってみた。こういった絵葉書確認写真の様な観光写真はあまり試みないのだが、何事も勉強勉強!
もう代表的なものばかりなので、いちいちキャプションは付けない。








二月堂


二月堂からの大仏殿方面。

2017年11月9日木曜日

問題の奈良市内高畑町界隈の野鳥現況。We can watch several kind of wild-birds around Takabatake-cho area of Nara city this week. 

 奈良へ行ったついでに、朝晩の二度、リゾートホテル建設反対運動が展開されている奈良市の高畑町(たかばたけまち=一部が世界遺産(文化遺産)「古都奈良の文化財」の緩衝地帯(バッファーゾーン)、歴史的風土特別保存地区(春日山地区)、国史跡「興福寺旧境内」、奈良公園、奈良町都市景観形成地区に含まれる)附近の野鳥を撮影してみた。

 日の出直後の朝6時50分頃から8時の約1時間、並びに夕方日没直前の16時~17時頃の2回、鷺池・浮見堂を含めた高畑町東部を巡回してみた。問題の裁判所跡の森は柿や木の実も多く野鳥は確かに多かったが、奈良公園や飛火野~春日大社程の密度ではない様だ。

 野鳥は基本的に利口だから、環境が変わっても生態系に影響があるような事は無いし、広大な奈良公園付近から消えていなくなる事は無い。鷺池や荒池など水は豊富にあるようだし、猛禽類に追われても隠れる樹木は無数に存在する。むしろ最近の海外からの観光客の増加で飛火野に人が溢れ、今までいたビンズイやアトリ、ニュウナイスズメが広い飛火野辺りから居なくなり、居るのはセキレイ系ばかりとなっていた。勿論これは時期的な理由の方が大きいかもしれない。
 
早朝、問題の裁判所跡の敷地内にイカルが木の実をついばんでいた。

もう既に次の冬芽が出て来ていた。

それから10分ほどして何やら鳴きながら上空を舞う中型の野鳥が居るので何だろうと思いカメラで追い掛けたら、先ほどのイカルだった。しかし初めて聴く鳴き声だったのでパソコンで観るまでは種類が判らなかった。


意外に羽根は広く長かった。

こちらは日陰の枝に居たアトリ。♀だろうか。

こちらは鷺池で水を飲んでいた♂のアトリ。

幾度も舞い降りて来ていた。

林間部の日陰部分ではコゲラが飛び交っていた。

コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ等と小群れを形成していたエナガ。

ヤマガラは単独でも行動している。

樹のネットはシカの食害を防ぐための物、奈良公園にはたくさん存在。

荒池にはカワセミが居た。

コンデジでこれだけ寄れるのだから・・・・。

2017年11月8日水曜日

有名な京都の錦市場のお店は最近観光客を平気で騙すようだ! The shop in the famous Kyoto Nishiki market seems to be cheating on tourists' customers recently.

 奈良からの帰り、解散地の京都で3時間時間が在ったので地下鉄で四条烏丸まで行き、行きつけのお店で昼食を取った後、錦市場を見物する事にした。
 行きつけのお店とは三条通りに在る明治元年創業の老舗「田毎=たごと」というお蕎麦屋さんだ。このお店は1967年最初の大学受験時に京都大学(もちろん落ちた!)を受ける際初めて入った蕎麦屋さんだ。その時食べた「にしん御飯」が美味しくて、それ以降50年!京都に来る度にお昼はなるべく此処で摂るようにしている。
此処が50年以上贔屓の「田毎」

 大学4年生の時、日本美術史、東洋美術史の実地授業の一環で京都に来た際も二度ほど立ち寄ったし、社会人に成ってからも出張の都度通って来た。しかし今回はメニューに「にしん御飯」が載っていなかったので無くなったのか?と訊いたらメニューには載って無いが出来るという。
 もう50年以上食してきたので、なくさないで欲しいものだ。しかし以前と殆ど変わらない内容だったが、白い御飯に掛かっていた赤紫蘇ゆかりが今回は掛かっていなかった。お店の人間も代が替わり判らないのだろう。
にしん御飯、白いご飯に赤紫蘇が掛かっていないのでちょっと寂しい。

「イノダのコーヒ」と「いづうの鯖寿司」は今後も京へ行ったら贔屓にしたい。イノダは東京駅大丸にもあるが、やはり京都で飲みたい。

 三条通りから品の無いアーケードに成り下がった新京極を抜け錦小路へ入ったのが午後1時頃だった。
 此の錦小路は以前にも増して海外からの観光客が多く、京都の他のエリアの数倍の混み方で賑わっていた。自撮り棒をもった隣国や東南アジアからの観光客、数人でお店の店員の説明を聴きながら立ち食いを楽しむ欧米系の観光客。国際親善のメッカとして今後も賑わう事だろう。
錦小路、東の入り口、寺町商店街に面している。

 以前と異なって奥の方で食事が出来るお店が増えた。同時に商売に差し支えるのだろうか、カメラ禁止、撮影禁止!の表示のあるお店もあるが観光客はお構いなしで、あまり効果があるようには見えなかった。




なかなか手に入らない「よもぎ粉」や「山椒」の色々な食材が格安で手に入る意味からも、全国的に見て築地や他の市場とは格が違う面も感じられた。
よもぎ粉を売っている所は全国でもなかなか無い様だ。

 そんな中、若狭の干物を中心に全国の海産物名品を売る昭和3年創業の老舗と称する「津之弥」というお店に関鰺の大きな開きが在った。好物の関アジの開きが東京では値が張るし、なかなか手に入らないのを知っているので、25cm程のもので380円は格安と思い、ご近所のお年寄りへのお土産にと1枚買う事にした。
なかなか良い品揃えをしており、真空パックで売るのも好感が持てた。

 で、これを下さいとラップされ「関鰺」と表示の付いたものを手に取ると「お客さん!奥から新しいのを出すから、それはそのままに」と言われ奥の冷蔵庫の中から新しいものを出してきて新聞紙にくるんで売ってくれた。
大きな関鰺が380円とはお得!飛び付いたのだが・・。

珍しい「海鼠腸(このわた)=なまこの内臓」も1万円で売りに出していて、海産物ファンにはたまらない注目店なのだろう。

「良い買い物が出来た!、さすが天下の錦市場だ」と悦んで帰って、ご近所へお土産と包み直そうと思い「京都水産物商業協同組合」のビニール袋から関鰺を取り出して驚いた!
 何と店頭に展示されていた画像の通り25cm程の大きなアジの開きが、手元にある買った品は18cm程の小さな開きなのだ。マメ鰺とは言わぬが見本からは二回り以上も小さい!何だこりゃ?京都から新幹線で移動すると縮んだのか?と思うほどだった。

 瞬間思った!「ヤラレタ」騙されたのだ、急には戻らない観光客だから足元を視られたようだ。愛想のよいお兄さんの笑顔に騙されてしまった。しかし、天下の京都の錦小路の老舗がこんな事をして良いのだろうか?勿論、奥から出した小さい関鰺の現物店頭で見せられたら買う訳はない。

 頭にきて、撮った画像からお店の名前を突き止め、錦市場商店街の公式ホームページからお店に電話して訊いた。画像にも撮った海鼠腸の樽詰めを褒めながら、お宅で売っているかまず訊いた。明るい声で他の店には無い、ウチとこだけだと言う。これで決まった!やはりこの店だった。

 そこで、事の顛末を詳細に説明し、どういうつもりなのか問いただした。例えば店頭に並んだ商品の隣同士の大小の差は買う側が見て納得して選べるが、見本を店頭に並べ買う段になってそれは売らずに奥から別のはるかに小さな商品を「これです」と見せずに包んで売る、これは完全な詐欺だろう?勿論言い訳など出来る訳もなく「申し訳ない」と認めた。もう人のお腹に入ってしまったものだが、「申し訳ない」の一言で納得できるものでは無いし、今後の事もあるので関係各所に報告をする事にした。
 
 天下の京都の台所が聞いて呆れる。決してこんなお店ばかりではなく親切丁寧で良心的なお店も沢山知っているのだが、昭和3年創業の「津之弥」がこれだもの、他にも有ると思うのは当然だろう?錦市場商店街の振興組合はこれをどう考えるのだ?京都水産物商業協同組合は一体どう考えるのだろう?それとも、最近京都ではこういう事は人気が出たので当たり前なのか?騙される観光客の方が悪いのか?

錦市場の店舗=http://www.kyoto-nishiki.or.jp/stores/index.html
        ※右側の列の上から19番目が津之弥


       
京都水産物商業協同組合=http://www.k-suisan.jp/
それならそれで、大々的にこの事を広め京都錦小路を見物するだけでは無く、物を買う場合はこういう事があるので気を付けなさいという警告を発信しなければいけなくなるのか?非常に悲しい出来事だった。

 錦小路の入り口に「監視カメラ作動中」との表記があるが、今後は是非お店も監視して欲しい。



2017年11月7日火曜日

団塊世代は初めて話題の正倉院展へ行ってみた・・・が。 The baby-boomer generation came for the first time at the Shosowin exhibition.

 名古屋から奈良へ場所を移しての2日目、夜の懇親会までの間団体行動を外れ、初めて毎年話題の正倉院展へ行ってみた。
 結果は残念至極!その後行った法隆寺の方がはるかに心を打つ展示品で一杯だった。法隆寺は670年に全焼したと日本書紀に在るにしても、756年頃建立されている正倉院よりはるかに古い建造物だ。

 毎年紅葉の時期が近くなった頃、京都に負けじと奈良の名物として正倉院の御物を少しづつ展示して話題性を高めているのだろうけれど、壊れた楽器を展示したり、鏡とその入れ物をバラバラに展示したり、もう少し何とかならないのか?少々がっかりした。
 奈良に来ている海外からの観光客が正倉院展に少ない事を観る限り、外国の方々はSNSでその内容の乏しさ情報を知っているとしか思えなかった。

 しかし、その展示品を比較して見る限り、毎年開催される「正倉院展」へ小出しにしているから点数が少ないのは判っているものの校倉造の正倉院に収蔵されていた各品々より、法隆寺の所蔵品の方がはるかに保存状況が良いのは何故だろうと思う。

 楽器類にしても、衣類の一部にしても法隆寺のモノののほうがはるかに保存状態が良い。しかし驚いたのは法隆寺の玉虫厨子の大きさだ。中学校や高校時代の教科書に在った写真からは想像がつかないほど大きなもので驚かされた。本物の昆虫の玉虫の羽根が使われているというのはもちろん確認もできないが、次回は懐中電灯を持って観に行かなきゃと思う次第だ。法隆寺さん拝観料1500円も払って、肝心な部分が暗すぎて見えないというのは何とかしてほしい。


混み具合は3連休が終わっていたため入り待ちは全くなかった。

館内もこんな感じの空き具合だった。

ただやたら暗くて・・・。(画像処理で明るくしてある)

正倉院展に比べ、はるかに見どころの多い法隆寺

これが「玉虫厨子」画像に映っているお客さんとその大きさを比較して欲しい。大型犬の犬小屋の3倍くらいはあった。

 明日以降は、法隆寺のその他、中宮寺の半跏思惟像など・・・。