たった1泊、事実上半日滞在の熊本県八代市で小雨煙る早朝野鳥探しを金剛干拓地で行ってみた。東京より40分は遅い夜明けを待って、車で広い干拓地を巡回開始。
いつもの球磨川河口部(三角州が多くいくつかの川に分かれている)、前川と南川合流地点当たりでオナガガモの群れに遭遇。
同じ場所で内陸に目をやると70mほどの距離にタゲリの小群。後から来た別群れと合流。畑の掘り起こされた土を突々いて採餌開始。
撮影終了10分で移動。
と、集落の民家の屋根にある鯱(しゃちほこ)、そう名古屋城天守閣の金の鯱で有名なその鯱に留まっている猛禽類をシルエットで発見。チョウゲンボウだ!
此の鯱は八代市付近になぜか多い。熊本市内へ行くとあまり見ない、理由はわからないが単なる見栄の張り合いのような気がする。国内で此の鯱が多いエリアは広島県東部、長野県安曇野、そうして熊本県だそうだが、八代エリアは中でも非常に多い気がする。
で、その鯱にチョウゲンボウが留まっているという超ローカルな証拠画像が撮れた。なおかつその数分後にもう一羽と一緒にいるところを撮影できて小躍り状態だった。
早起きは三文の徳?まさに昔の人は良く言ったものだ。
鯱に猛禽類、初めての経験!
二羽のチョウゲンボウも初見!
軒下で弱い雨の雨宿り?
タゲリが飛ぶ!




