昨日の水飲みだけでの飛び立ちと、ずぶ濡れで重たい体、濡れた主翼での飛び立ちでは相当に違うはず。実際、濡れていない体での飛び立ちはお気に入りの針葉樹まで一気に飛んでいくが、ずぶ濡れの場合は一旦どこか途中で木に留まり30秒ほど一休みして再度テイクオフした。
水鳥と違って、一旦羽根が濡れると乾かすのに結構時間が掛かるようだ。
どっぷりと冷水に浸かったオオタカのオス。
まるで風呂に入っているかのように深々と身を沈め・・。
一気に飛び出したが、全身ずぶ濡れで相当に重たそうな飛び出しだった。
目一杯羽ばたくが
重たい飛行機のテイクオフとそっくり!
高く舞い上がれない・・。大物を採餌直後のミサゴの様だった。
結局広い所に出た後、途中生垣に一度ランディングした。
数日間同じ格好で観察・撮影している筆者の事は既に認知していると見え、こちらも腕すら動かさないので警戒していないようだった。こちらを観ても全然動じず、しばらくジーッとしていた。その間、気が付いた他のバーダーさんグループがゾロゾロ明るみに出て来た。
それを警戒したオオタカ、あっと言う間に飛び立ち・・。
筆者の眼の前を飛びぬけて行った。