実はこのところ桜の時期、野川を散策することが結構多い。
理由は天候の入れ替わりが激しい中での桜見物、つまり花見の人出で都心の緑地帯・公園の人出が半端ではないから都心へは行かない。
花の京都でもさらにインバウンドの外人観光客で身動きが取れないと聴く。「そうだ!京都へ行こう!」のJR東海のTVコマーシャルも罪なものだ。京都は数年してから行った方がいいのではないだろうか?
高校生の修学旅行以来、公私合わせて100回以上は京都へ行っているだろう。もうこの先命尽きるまで行かなくても充分堪能させてもらった、良い部分も悪い嫌な部分も・・・。
で、野川流域のカワセミだが、年々カワセミを追うアマチュアカメラマンが増えているのは感じる。筆者が野川で野鳥撮影を始めたのが2005年からだから、もう20年も見続けての感想だ。
最近はスマホで枝留まりのカワセミを撮ろうと液晶画面を見ながら土手を進み、足元を見ないから川に落ちる人を2回ほど観た。いずれもひとりで散歩している女性。
かと思うと20歳くらいの若者が135㎜くらいまでの簡単なズームの付いたカメラでどんどんカワセミに近づき、他のバーダーさん達が少し離れて構えているのに警戒したカワセミを飛ばしてしまう事が多々生じている。
緊張感のある野生動物との距離をまるで勉強せず、周りの撮影者のことも考えず、これがいわゆる「ゆとり世代」だったり「Z世代」の若者の特徴なのだろうか。
自分だけの価値観ですべてを行い、周りを気にせず、気を遣わず昔で言う「唯我独尊」的行動が当たり前の若者。
「日本野鳥の会」辺りでこの状況をコントロール・教育啓蒙できないモノだろうか?頼むよ!
今日のカワセミはドジョウのようなクネクネした獲物を捕らえたシーンをご紹介。
顔なじみのオス君
漫画で言えば「キーン!」と吹き出しを入れたくなるダイブ!
クチバシにまとわりつくような獲物
クネクネしているので普通のハヤ系の青魚?ではないようだ。
自分で呑み込んだので。営巣中の相方へのプレゼントではないようだ。