元々キツツキは大好きな野鳥で、其れほど簡単に出遭える種では無いと思い込んでいた。樹に穴を掘るのは米国の漫画映画・ウッドペッカーなどで知ってはいたが、春先のドラミングを実際に目の前で観た時は感動したものだ。
奥日光戦場ヶ原にアカゲラが多い理由は、森林地帯の下草が減少して笹くらいしか生えなくなっているので、藪を住みかとする野鳥類が減少し、白樺はじめ樹木に取りつく野鳥が増えたのだと聞いた事があるが本当かどうか確証はない。
アカゲラはつい最近CanonのPHOTOPRESSOで作った「明治神宮100年の杜・野鳥」でも取り上げた通り都心の緑地帯にも居るし、郊外の我が家の隣のミッション系大学校内にもいるが、やはり戦場ヶ原のアカゲラはどこか違う。全体が非常に綺麗なのだ。それに何故かアオゲラよりアカゲラの方が圧倒的に多い。
今回は朝5時半に入ったコース、8時45分から入ったコースでもアカゲラには遭遇できた。
アカゲラ メス
アカゲラ オス
メスの飛翔
夜明け直後、早朝の高原の空気は抜けが良い!さすが野川のアカゲラと違う。