やっと今週少し雨が来て梅雨らしくなりそうな東京首都圏。昨日実施された東京都議会選挙、筆者も投票はしたものの、昨夜の開票速報を見る限り思った通りの結果に、自分の政治認識と感覚がそう世間とずれていないことに少し安心した。
都民ファースト復活、国民民主、参政が新規参入、自民大敗は予想通り。都知事選で蓮舫候補を抜いて2位になったネット・SNSの寵児石丸伸二候補の「再生の道」や大阪発の「日本維新の会」はこれも予想通り全滅した。
政治の事はこのヤマセミWEBブログで極力述べないようにしてきたが、やはり東京緑地でのオオタカ繁殖を連日レポートしている手前、少し触れておきたい。
日本人は基本的に「勤勉で、冷静で常識があり、争いを好まない」人種だ。そういった国民性はやたら上から目線で攻撃的な石丸伸二氏の「論破・言い訳・攻撃性」は東京都民に限らず、一般的に教養のある普通の日本人には受け入れ難いのではないだろうか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e4085525f4bd572178ef88f83010f412b47106
昨年の都知事選でも、元祖攻撃性の主「蓮舫氏」を毒を持って毒を制す候補として石丸氏に票が集まっただけだという政治評論家の話が載ってた。ほぼ同感だ。昨年の都知事選で石丸氏に投票した人の32%しか「再生の道」に投票していない事を見る限り、ネット時代の「盛り上がりの寿命の短さが印象的だった。有料ネット記事だがグラフだけでもご参考・・。
https://www.asahi.com/articles/AST6Q4GVFT6QUZPS008M.html
で、昨日投票を済ませて東京の緑地へオオタカの様子をチェックに行った・・・。
昔からコストパフォーマンス(=費用対効果/和製英語・本来はvalue for money)という判断基準が在るが、最近は時間の無駄・ロスを嫌う傾向からタイムパフォーマンス(=時間対効果)という和性英語判断(本来はtime efficiency)がネット上で市民権を得始めている。
そもそも野鳥観察は時間に堪える事が基本だ。人から目指す野鳥被写体を教えてもらい、駆け付けるイージーバーダーの方々は別として事前調査・生態研究をベースにして自分の足と眼で野鳥を探す本来のスタイルは非常に「時間的無駄が生まれてしまう」
しかしそれが上手くいって、目指す被写体に出遭えて撮影成果が上がった時には「至福感」が最高潮になるのだ。これはイージーバーダーの方々には絶対感じる事が出来ない「ご褒美」
昨日はまさにそれ!
都議選投票済ませて既に太陽も南中する1時間前、緑地に向かい考えられるポイントを数カ所歩いたら先日「寝落ちした水浴び場」にオオタカのオスが居てくれた。まさに行水の真っ最中。
たぶん早朝から2時間は粘っただろう撮影者の皆さんの邪魔にならないよう、まず遠巻きに撮影をして、徐々に現場に近づいた。