一昨日、近所の野川で久しぶりにカワセミに遭遇。早速採餌場面その他を撮影したが、500㎜ズーム手持ち撮影の感覚が戻らず、画面の端からカワセミが半分消えたカットが多くてショックを受けた。
で、たまたま昨日武蔵小杉に用事があって、三鷹に帰る途中南武線で多摩川を遡りある駅で降りて最寄りの多摩川河原へ下りてみた。下流部の多摩川には毒針を持つアカエイの種類が遡上するという危険がいっぱいの多摩川。
立川~狛江附近の中流部の広大な多摩川の河原は、豪雨の際に違法小屋の住民が樹によじ登って助けを待つTVニュースで知っているだけで、実際に現場に行った事は無かった。
丸子橋付近の読売ジャイアンツの練習場で中学校時代、王、長嶋といったスターを観たときに行ったのが多摩川の河原のほんの少ない記憶だろうか?
そのほかの記憶と言えばやはり中学校時代、河原の中州で友達3人と2B弾で遊び、不発弾の発火で中州を全焼させたり、固形燃料の手製ロケットに便所虫を入れて東京側から川崎側へ飛ばした時ぐらいだろうか?
ご参考 http://yamasemiweb.blogspot.com/2014/03/blog-post_24.html
まだ真夏の多摩川河原は完全なジャングル。うかつに足を踏み入れるとマムシその他毒虫などでえらい目にあう事は熊本・人吉の球磨川河原でさんざん経験しているので、それらしき獣道的な草の切れ目を本流に向かって恐る恐る入って行った。
すると、やたら野鳥のざわつく声がする一角があった。ヒヨドリ、ガビチョウ、複数のカワセミの鳴き声が聴こえた。そーっと近づくと、堤防土手からの切れ込み水路があり、木々が生い茂った下部の流れの浅瀬でやたらと野鳥が水浴びをしているのを発見!
もうまるで野鳥集会所といった感じで色々な野鳥が入れ替わり立ち代り水浴びをしていた。もうNHKのダーウィンが来た!の映像の様だった。あの多摩川トライアングルのようなタヌキやカワウソの居るような環境ではないにしろ、多摩川の自然を感じた場所だった。
地元の人の教わったわけでもなく、偶然行き当たりばったりで「予想と勘」だけでこういう場所に遭遇できるのが。アウトドア探検の喜びだと感じた次第。
気温が少し落ち着いたので長パンを穿いていて正解だった、短パンだったらメチャクチャ虫に食われっぱなしだったろう。約40分間その場を動かず色々撮影したら、野鳥たちの鳴き声が止んだのでその場を後にした。
今日はそのほんの一部をご紹介。カワセミは結構沢山撮れた。