2018年12月29日土曜日

12月のヤマセミの生態幾つか。 Crested kingfisher in December at Hitoyoshi area.

 今年も残す所数日、よくもまあ来る日も来る日もヤマセミの画像をこのブログに投稿させて頂いているが、既にピンボケ、他の野鳥・風景・人々などを除いても10万カット以上のヤマセミ画像が在るので、観て頂く方々に飽きられない限り今しばらく続けて行こうと思っている。

 情報によると、筆者の自宅から歩いても行けそうな距離の吉祥寺駅南側に在る井の頭自然文化園に、もう12年飼育されているヤマセミが居るという事だ。2週間ほど前RKKラジオ熊本の名物番組だった「球磨川スピリッツ」のMC石岡まゆみさんから「シンジョーさん!こんな情報がありました」と教えて頂いた話だが、ついに今日東京の民放TVニュースで報じられていた。

 2010年以来、人吉に通い続けてユニークなヤマセミの生態を観察研究してきたが、何と地元に12年生き続けているヤマセミが居た事を今になって知ったというのも、何だかなー・・・・という感じだ。

 ヤマセミの寿命が7~8年という今までの文献が真っ赤なウソ、というか、環境次第で12年以上生きられるという「新事実」を知っただけでも大きな成果をあげた今年のヤマセミ研究だった。

 複雑な事は別として、今日はヤマセミの飛翔中の魅力をご紹介。
来年春の繁殖もお約束の、つがいで静水上を飛ぶ晩秋のヤマセミ。

この時期、次期繁殖期へ向けてカップリングを堅固にするための給餌。

この時期のつがいは場所取り合戦に見えるほど接近して行動する。


大物を仕留めてまさに飛び上がる寸前!

大物を咥えるとさすがになかなか急上昇できない。




今日の画像はそれぞれ晩秋から初冬のヤマセミだが全て川辺川で撮影。