しかし今回、チョウゲンボウと思われる猛禽類が一羽のカラスを執拗に追い回しているのに遭遇。場所は球磨川本流の錦町付近。この付近は猛禽類の銀座の様な所、葦原やすすき野なども広く野ネズミなどの獲物が多いのだろう。
此処4年間の間にハイイロチュウヒ、オオタカ、ハイタカ、ミサゴ、ノスリ、ハヤブサ、チゴハヤブサ、トビ、チョウゲンボウ、ツミ、等をこの錦町エリアで撮影している。
今回もツクシイバラのサイクルロードで、間近の地上スレスレをオオタカが抜けて行った。その距離5m、勿論瞬時にカメラで終えるほどの反射神経は持ち合わせていなかったが眼が合った事は間違いない。
今日ご紹介するのはチョウゲンボウがカラスを追い回したシーンなのだが、カラスが何かを口にしている画像もある。ひょっとするとチョウゲンボウの巣の材料か獲物を横取りしたカラスが追い立てられていたのではないだろうかと推察している。
猛禽は獲物を襲う際の定石、後ろ上空からカラスを狙っている。
昔の戦闘機の空中戦に似ている。
横位置に在ってもセオリーは変わらない様だ。
危機を察知したカラスは幾度も反転防御に成っている。
だんだん距離を詰めたチョウゲンボウ
もう逃げられないカラス
体当たりに向かうチョウゲンボウ。
完全反転で逆さまスタイルで足を上げようとするカラス。
カラスが咥えていた物を離したのだろうか?チョウゲンボウがいきなり急降下始めた。