主に紅葉に来る野鳥は、メジロ、シジュウカラ、エナガなど小鳥系で、いくつかの種が同一のグループを形成して移動している。弱い野鳥同士協力して危機回避をするのだろう。
主に高尾山で撮影したものと明治神宮で撮影したものが多い。都心でも急にここ数日寒くなって留鳥に加えて冬鳥が見られるようになった。日向には出てこないモノのルリビタキなども出始めているようだ。
しかし紅葉真っ盛りのモミジの葉の中に入ってしまうと、赤い光の中で野鳥本来の色は見えない。ネオンに赤く染まった盛り場のオッサンのようになってしまうので、あまり綺麗とは言えない。むしろ、紅葉をバックに枝留まりの方が綺麗だと思う。
今年の紅葉もあとわずかで散ってしまう。狙うなら今だろう。佐藤秀明さんではないが、機を見てすぐ撮影行動に入る、今この瞬間を逃さない精神力・行動力が大事なのだと思う。
京都北野天満宮境内で、無数の野鳥が梢を飛び交っていた。
3日前の明治神宮内苑で
同じく明治神宮内苑で。
高尾山、山頂から下った薬王院山門付近終わりかけのもみじで2日前。
高尾山はエナガが非常に多かった
お得意のぶら下がりポーズで蜘蛛の糸を咥えていた。
紅葉の間から顔を出したエナガ。
こちらは京都北野天満宮のメジロ、赤く染まっている。
この時期メジロは沢山居る様だ。