2025年6月5日木曜日

令和の米騒動に団塊世代の私はこう思う。 This is what the baby boomer generation, I thinks about the Reiwa rice riots.

  昨年の秋ごろからコメの値段がうなぎ上りになっている状態を、寿司や丼物が大好きな筆者は非常に気にしていた。

 九州の熊本に住む中学校の同級生が毎年玄米を送ってくれるのを、大切に週一でコイン精米機で五分つきにして食べるほど「米」に関しては気を使っている。

 その一方で酒を飲めない体質ながら、珈琲の銘柄の差異、お米のブランド米ごとの差異はあまり気にならない、というかあーだこーだと細かく好みを言わない。

 珈琲の銘柄(ブラジル、コロンビア、トラジャ、ブルーマウンテンなど)の差異を得意げに論ずる「自称・コーヒー通」の様にうるさくない。淹れ方の上手い下手による味の差と銘柄の味(好み)の差異とどちらが大きいか?

 お米も同じで新米と古米、古古米、古古古米の経年変化の差と、ブランド米による差、更には炊き方の差。どれが一番食感・味の差に影響するのか?

 令和米騒動を報道するメディアはなかなか目隠しテストをしない。

 政府・内閣が初めて目隠しテストをしたものを報道するにとどまっている。新米(2024年産)~古古古米(2021年産)を判らないようにしてメディアを呼んで実験したら、2021年度産がかすかに水分不足で硬めだった以外は正解者は多くなかったようだ。

 これに対し民放各社がニュースショウで実施した食べ比べは、あらかじめどれが何年度産か表示してやっていた。こんなもの先入観で正確な食べ比べとは言えない。味覚の個人差もあるのだから・・・。

 しかしこの食べ比べテスト、備蓄米が放出されてずいぶん経ってからされている。

 それまでは米流通評論家や自称ジャーナリスト(元・ニュースキャスター)などが古古米や古古古米などの備蓄米は不味くて食えたもんじゃないなどネットやTVニュースショーで豪語していた。何の根拠もエビデンス・調査データの裏付けも無いまま豪語した彼らは今後表舞台には出られまい、再度使用すればメディアの信用がた落ちだもの。

 出てしまった言葉、コメントは、あっと言う間に広がり文字として残ってしまう。目隠しテストの結果ほとんどの備蓄米、「大差なく美味しい・・」を知って安心して庶民が殺到している今、こうした超否定的コメントを発した評論家たちは今後どうするのだろう?評論家の看板を下ろさざるを得ないだろう。

 例えば、

「ミヤネ屋」での報道

でもこれらを報じていた。

 
自己主張の強さ、目立ちたがりの元・ニュースキャスターも超否定的なコメント

 メディア報道もJA農協のメンバー、農林族議員、JA農協ベッタリというか回し者応援隊的なグループと、小泉進次郎の即効的・実務応援グループのガチンコ一騎打ちが今回令和の米騒動の舞台だ。今後の展開、入札でJAが落札したコメは何処へ行ったの?の問題解決を注視したい。
今朝のテレ朝モーニングショーでコメの流通に関して討論していた。

 もしコメの流通がこの状態であるというのが本当であれば、農家はJA・流通関係者の為に米を作っているような状況だ。今後JA農協不要・存在悪論が沸騰するような気がする。なぜ今の今までメディアは米流通に関して報じなかったのだろう?圧力が在ったのだろうか?

 これの解説をしていた元・JAの幹部は「今までずーっとやって来た事ですから・・。」と一生懸命JA農協のスタイルを擁護していたが、これって「昔からシジミって体に良いっていうじゃない?」というサプリの宣伝文句と同じようなもので、エビデンスもデータもまったく示さない点でアウトだと思った。