2024年11月22日金曜日

野川公園11月後半野鳥情報 続編 Bird Information in Nogawa Park in the latter half of November Continued.

  すでに木枯らし1号が吹いたにもかかわらず、神宮外苑のイチョウはまだ一部緑色らしい。今年の夏羽は長く暑かったので、植物に色々変化が出ているようだが、野鳥系はいつもの様に夏鳥と冬鳥が入れ替わっている。

 野川流域の植物も木の葉が散るのがめっぽう早かったり、紅葉がまだらだったり、花の時期が短かったりで千差万別と行ったところ。

 そんな中、現状をレポート。

紅葉はまだ一部の樹木のみ

部分的に紅葉してまだらの樹も

シュウメイギクは今が盛り

菊系には昆虫が群がる

ホトトギスも今が盛り

ヤマブドウはどんどん実が減っている

ツワブキも盛り、新宿御苑や皇居東御苑はどうだろう、群生が観られる。

ミスジチョウが平らになって脇を抜けていく。

 で、主人公の野鳥たち・・。

野川公園の主の一つアオゲラ、1日に数個体に出遭うことがある

木の皮の裏の虫を採餌中

別の個体

木の葉も残り少なくなってきた

これからは見通しが良いのでバードウォッチングに最適

来たばかりのツグミの採餌

シメもまだ数は少ないが確実に来ている。最近群は少なくなった。

2024年11月21日木曜日

問題の野川自然観察センターのカラス捕獲小屋にオオタカの若鳥が! A young goshawk accidentally entered the crow-catching shed at the Nogawa Nature Center in question!

  最近再び野川流域を徘徊するようになった。

 長い望遠ズームレンズを下げた方が朝早くから回遊されているようで、成果を情報発信して頂ければ野川流域の自然の豊富さが皆に伝わるだろう。

 その野川の東八道路沿いにカラスの捕獲小屋が存在する。これは野川だけではなく2002年のあるブログレポート(=いきもの通信)によると、33個の捕獲小屋が30余りの都立公園に設置されている様だ。

タカ爺のワンダースクール通信より

https://ikimonotuusin.com/doc/119.htm いきもの通信(カラス捕獲小屋数)

たか爺のワンダースクール通信 https://blog.goo.ne.jp/wondertakajii/e/002241242dffc5bf09d0eef3ac851a19


 カラスを捕獲するのは「人間生活に悪影響を与える事実が存在する」意味では筆者は致し方ない事だと思う。カラス対策を自分たちでは何も努力せず、行政に「何とかしろ!」とクレームする住民エゴに対し、一方では「生き物なのだから殺さず何処か他へやれ!」と、これまた無責任で他力本願の動物愛護集団。

 2002年から20年以上も存在する野川のカラス捕獲檻、カラスが減ったか否かは分からないが、野川のハケの上に位置する国際基督教大学構内では夕方100羽ほどのカラスが毎日乱舞しているのを見かける。

 カラスの捕獲檻の附近では常時カラスが10羽ほど集っている。訳知りの方の話では仲間が捕獲小屋に入ってしまって、その仲間が附近に集ってしまうのだという。

 一時はカラスより気が強いワカケホンセイインコの群れが、この付近に集まりカラスを蹴散らしていたが、現在はそうなっていない。

で、先日11月14日工事していた野川公園自然観察センターの建て替え改装成ってオープンの日、そのカラス捕獲小屋にオオタカの若鳥が入り込んだ。以前にもあったようだ。

 問題は入り込んだ一報を受けて自然観察センター職員の対応だ、これがまことに遅い!

 かってはオオタカが営巣しているだけで、オリンピック会場を変更したほどの自然保護団体のシンボル的猛禽類なのだが、カラス捕獲小屋という超狭い金網の檻に入り込んだオオタカの若鳥、暴れて羽根を傷付け挙句に死に至ったら「自然観察センターの大きな責任」は免れまい?

 とりあえずは今日のブログでその様子をご紹介、その後の経緯などを調査、メディア・報道機関へ伝えようと思う。

カラスを追って入り込んでしまったオオタカの若鳥、野川周辺で繁殖。

檻で暴れるオオタカ若鳥

主翼を傷つけなければ良いが・・。

早く保護して出さねば・・と数名の野鳥撮影者が見守った。





カラス捕獲の檻でカラスとオオタカが並んでいる!滅多にないシーン。

係員が自転車で来たがコンデジで撮影して戻ってしまった。この後どのくらいでどうなったかは用事で現場を離れた為判らない。調査しようと思う。

2024年11月20日水曜日

団塊世代はKITTE・2Fの「写真家立木義浩X東京大学」展をお勧め! Boomers are recommended to visit the “Photographer Yoshihiro Tachiki X University of Tokyo” exhibition on the 2nd floor of KITTE!

  普段、筆者はミッドタウン東京に在るフジフィルムスクエアや恵比寿ガーデンプレイスのTOP MUSEUM(=東京都写真美術館)へ良く行くが、今日お勧めしたいのは東京駅丸の内南口横にあるKITTE=旧・東京中央郵便局のインターメディアテクで開催中の「写真家立木義浩X東京大学」展。

 あの日本の写真界をけん引してきた一人立木義弘さんが東大の博物・資料を撮影した写真展をやっている。今年の10月26日から来年1月19日まで、入場無料。

 特に野鳥が好きな方は必見!詳しい説明は省く、是非ご高覧を!











立木さんコーナー以外にもこの手の鳥類の見本が山ほどあるので参考になる。

パンフの裏表を繋げるとA4サイズになる。

2024年11月19日火曜日

三鷹の野川流域、冬鳥情報! Information on winter birds in the Nogawa River basin in Mitaka!

  今朝7時30分位にフィールドに出たが、冬鳥の到来はボチボチ。

 明治神宮御苑や新宿御苑の方が水鳥中心にはるかに多いような気がする。大都会で人間に囲まれている方が猛禽類対策で安心なのか?意外に都市型緑地帯の方が野鳥が多いと感ずることが多い。

 とりあえずは11月19日現在の確認画像でご紹介。

ハクセキレイ

ジョウビタキ ♀

キセキレイ

モズ♂

ツグミ

左上方シメ、中央キセキレイ 

ルリビタキ♀

2024年11月18日月曜日

初冬の野川公園、エナガ+シジュウカラ+コゲラの小群活発! Nogawa Park in early winter, full of small group of Long tailed bushtit + titmice + pygmy woodpeckers!

  今夜の気温は10℃以下になるというし、明後日の昼間の最高気温が寒気団南下で一桁になりかねないという首都圏東京。いよいよ冬鳥が目立つ頃だろう。

 昨日は空気も澄んで首都圏からの夕焼けもキレイだった。しかし千葉方面雲が多く米国などでビーバームーンと呼ばれる満月(実は16番目の月)も上がり際は殆ど雲の中だった。


関東平野が広く感じた夕焼けだった。

黄昏の都心も空気が澄んでいた。

 そんな中、武蔵野・野川流域には急激に冬鳥が増えてきている。先日オープンした問題だらけの野川公園観察センターの周りにもジョウビタキその他冬鳥が到着中。

 冬に限らぬが、弱い小鳥系が雑種で群れる現象も顕著になってきている。中でもエナガは数が多いようで盛んに飛び回っていた。これを追うのは非常に難しいが、ボケながら何とか追ってみた。






APSCの300㎜付近で追ってみた。似たようなオナガよりすばしっこいので撮り難いが、幾度かシャッターを切れば誰にでも撮れよう。なんせシャッターチャンスだけは多い野鳥だ。