上野の東京都美術館で「田中一村展」が始まった。ご存じの通り奄美の自然を描いて人気の作家さんの展覧会だ。筆者は2010年鹿児島市立美術館、2018年岡田美術館、2021年千葉市美術館で計3回「田中一村展」を観ているが、今回はそのいずれの展覧会の数倍の作品数で圧倒された。
昨日は初日でなおかつ猛暑日⇒午後夕立・カミナリ必至との予報で客足は決して多くなかった。午前中は混んでいたと思われるが、行った昼過ぎには一瞬休館か?と思うような入り口だった。
三連休は混むだろうから、思い立って今日にでも行ける方は行った方が良いかもしれない。なお、SHOPはブース出口の内部に在るので、外からショップで買い物だけに‥とは行かないようだ。入場券を買った人にしかGOODSが買えないシステム。美術館全体のショップにも少しは関連商品が在るかもしれないがチェックしなかった。
点数が多いから野鳥の好きな方は、野鳥の描かれている作品だけ注目されても良いかもしれない。関西以南にはいないオナガ、奄美の留鳥ルリカケス、オオトラツグミ、アカヒゲ、リュウキュウアカショウビン、オーストンアカゲラなど絵で愛でるのも良いかも。
一瞬今日は休館?かと思うような入り口だった。
世界の常識に反して未だに場内撮影禁止、こういった点は日本はまだまだ。
オナガは奄美にはいないので千葉に住んでいた頃の作品か想い出して描いたものか
黒糖焼酎「奄美の杜」のラベルになったリュウキュウアカショウビン
このアカゲラは頭部の赤が後ろ半分なので普通のアカゲラの様だ。右はルリカケス。
このトラツグミはオオトラツグミで奄美大島に留鳥として生息している。
こんな感じで田中一村と奄美の野鳥の話で終わりそうだが、今日もチラ見を2見開きで。
ヤマセミもカワセミもホバリングは得意中の得意!
ダイブして入水の瞬間も主翼を閉じないで同じスタイル!