2024年4月20日土曜日

団塊世代は宮城県知事の旧 国民体育大会廃止論に同感だ。 As a baby boomer, I agree with the Miyagi Prefectural Governor's idea of abolishing the former National Athletic Meet.

 最近、このYamasemi WEB BLOGを見る読者に対しアクセスする時点でBloggerがこういう警告を出すようになっている。何故か現在は出たり出なかったり、日によって異なる。

 たぶん、閲覧者が腹を立てたり、権利を侵害され損害を被ったりするケースがよほど多発したためにブログシステムを開発運営しているBloggerさんサイドで防衛的措置としての警告を発し始めたのだろうと推察する。運営サイドとしては昨今のSNS含めてセキュリティや品質保持以上当然のことだと筆者は思う。

 しかしBloggerを信頼し、10年以上続けている利用者(=筆者および閲覧者)からすれば「えっ?何で?」という気持ちで一杯だ。「このブログ(=YAMASEMI WEB BLOGのどの部分に具体的にどのような問題があるのか?」全く判らないまま「警告」というきつい言葉で、まるで「あなたは犯罪者!」的な指摘をされて当惑している。

 ご覧になる閲覧者の方々もこういう警告が表示されれば「なに?このブログはそんなにヤバいのか?」と思ってしまわれるかもしれない。この警告ページが出た当初、全国から電話やメールが届いて「ブログが開かず観られなくなった・・。」「この警告ページはどうすればいいの?」と一時は大騒ぎに成ってしまった。

 しかし逆に1日辺りのアクセス数が急に増え、現在は500回~1,000回/1日を頂いている。何がどうなっているのか良く判らないが、システム自体がこの2か月ほどで全面に変更になるようで、ブログの主宰者(=筆者)としては、何らかのシステム変更操作をしなければならない。

 これが上手くできない場合は、Bloggerを使用しての毎日ブログ発信(もう10年以上経って4,000回を超えた)を終了し、他のブログ運営システムで出直さなければならない。

 観て下さっている方々には大変申し訳ないが、この先1~2か月の間に事の成り行きを見守って頂きたいと思う。筆者伏してお願いする次第。

 何とかこのまま5,000回、100万回アクセスを達成したいものと考えている、Bloggerさんにもよろしくお願いする次第。

 で、今日の話・・。

 宮城県知事村井氏の意見をきっかけに「国民スポーツ大会」(旧・国民体育大会)を巡る議論が活発になっている。筆者はどんどんやるべきだと思っている。

https://www.asahi.com/articles/ASS4H42KVS4HUNHB002M.html?iref=pc_photo_gallery_bottom  より出典

 村井知事は「国スポ(=旧・国体)が3巡目(=1945年終戦後復興を目指して全国持ち回り開催三周目の事)を迎えるにあたって『聖域とかタブー』とかいうのを抜きにして、全くの白紙の状態で『廃止』も含めて議論した方がいい」と指摘したという。

 直ちに開催関係者達が自分の職や肩書が無くなる事を含めて猛反対し始めたようだが、筆者的にはいくつかの理由で昔から国体(=国民体育大会)は早く廃止すべきだ・・と述べてきた。

 単に色々なメディア報道を観て筆者がそう思ったのではなく、以下の様にいくつかの自分自身の経験値を理由によりそう判断している。

 まず、筆者自身1971年和歌山国体時のサッカー部門・神奈川県知事杯で日本実業団リーグの強豪東芝との決勝(三ッ沢競技場)において引き分け同時優勝し、神奈川県国体代表権を得た横浜国大サッカー部の出場選手だった事。出場者決定の方法があまりにファジーだという事を知った。

国体予戦・神奈川県知事杯で東芝と同時優勝した横浜国大サッカー部、筆者右端。

 1960年熊本開催の国体時には、地元の熊本県八代市立太田郷小学校6年生在学中で10月の1か月間、連日炎天下開会式のマスゲーム練習に駆り出され、ロクな授業が無かった経験をしている。

 これらに加え、いつ頃からか国体では日本記録など出ない・・という事実を知ってしまったこと。世界を目指すアスリートは国体になど出ないという事。※例えばバルセロナオリンピックで14歳ながら水泳金メダリストの岩崎恭子なども国体には出ていない。

 2005年の静岡国体では広告代理店の立場から運営・演出面で裏方を担当、3年間近く担当し、その大変さ、地元への負担、利権争いの醜さ・・も経験し数々の問題点を知っている。

 トドメは、開催県が総合優勝し天皇杯・皇后杯を獲得することが「お約束」になっていて、その目的を果たすため全国からトップクラスのアスリートを教育関係の「県職員」として開催数年前から集め、県内に住まわせ開催県選手として出場させるなどと言う「詐欺・八百長」まがいの事が当然のように行われている事を知ったからだ。

 名前だけ国体から「国民スポーツ大会」に替えても、運営組織の思想や開催実態・開催県優勝かならず・・・などと言う漫画の様な常識が以前のままなのだから、何も変わっていなかったという事だろうと推察する。

 宮城県知事ご自身は色々な業務の中で「国民スポーツ大会」にそれほど詳しいとは思えない。部下やブレーンにあたる地元のスポーツ関係者達の苦労や改革案をよく理解しているからこその発言と思われる。

 岩手県の達増知事も同様な前向きな意見を出している。今後全国に広がるだろう。

より出典