正月元旦の能登半島大地震から10日経ったのに、まだ全容が掴めないという。想像以上の大きな地殻変動だったようだ。複雑な地殻構造で津波も地盤隆起も能登半島の北部、東部、西部で全然違う様で驚かされる。
地盤が4mも隆起したため津波が遡上できず影響が少なかったり、海岸線が沖合250mまで後退し港全体が新しい土地になってしまったとか、過去の地震・震災では観たことがない景色を連日メディアが報じている。
そんな中、2016年の熊本地震の際に起きた有名人の寄付行為に対する「売名行為と非難するSNS発信」が今回も起きているが、その様子(=量・質)は随分違っている様だ。
前回は熊本出身のタレント・芸能人中心に地震後すぐに小さな規模で寄付・支援を行ったのに対し、地元民からの「売名行為だ!良いかっこしやがって!」というSNS投稿が多かったとメディアが報じている。一時的に「なんと酷いエリアなのだ?」と、全国的問題になったことを覚えている方も多いと思う。これはやはり地域の県民性・文化気質が大いに関係しているのだろうとも報じていた。
阪神淡路の際はSNSそのものがまだなかった。しかし3.11の際は既に存在したが、この手の著名人やタレントからの寄付行為に対する中傷SNSはほとんどなかった。
しかし、今回の能登半島地震に関しては、真っ先にMLBドジャースに移籍したばかりの大谷翔平選手とドジャースが億を超える寄付を申し出たのに続き、元X JapanのYOSHIKI氏が1千万円現金寄付に続き、自分愛用のクグランドピアノをオークションに掛け売り上げを寄付するという。
これに対して久しぶりに馬鹿な輩がSNSで寄付行為を「売名行為だ!」なじっているが、逆にネット上で大笑いされ、馬鹿にされている。
「大谷翔平選手やYOSHIKI氏がこれ以上売名行為を何故する必要があるのだ?」・・・と。
こうした発信者の氏素性が判らないことを良いことに、何でもかんでもウサ晴らしのようなSNS投稿をする人間がいまやっとメディアで叩かれている。
ご参考 https://rkb.jp/contents/202401/185556/
今日からしばらくは正月に回った東京都内および近郊のカワセミスポットで出遭ったカワセミの佇まいをレポート。
まずは千葉県の名刹境内の水場でであった個体、約半年以上振りだ。