昨日のこのブログ「団塊世代は思う、今を境に人間の脳はどんどん退化するだろうと。その1.」へのアクセスが異常に多かった。何かの拍子にこのヤマセミWEBブログそのものに興味を持ってくださった方が集中して過去ログを閲覧して下さったのかもしれない。芸能人や著名人のサイトでもないのに、1日のアクセス数が1,000を超えるのはめったにない事。
※毎朝09:00で集計されるBloggerなのであと2時間はカウントが進む。
昨日の続きは、このコロナ過で人と人のコミュニケーションが希薄になり、人間そのものが退化し始めているという話。原因は例によってメディアの報道。
コロナが急速に蔓延し始め、異常事態宣言などで外出を控えるようになった2020年春から2021年一杯、オミクロン株に変化するまでの間の問題だ。
政府やメディアはオミクロン株は非常に感染力が強い・・・と(=罹ってもダメージが低いのに、感染力が強い(罹りやすいだけ)から危険!)報じ、以前のデルタ株などより遥かに怖いという誤解を与えて人々をワクチン・ブースター接種へ走らせた。
逆にmRNAワクチンの多重接種で、もともと人間が持っていた免疫力を低下させてしまい、世界中で日本だけ第7波・8波を起こしてしまった事は既成の事実となっている。
ワクチン接種(=副作用・副反応・悪影響)による死亡者数がいわゆる「超過死亡者数」の2022年異常増加の中に相当数含まれているのではないかという専門家たちの懸念もまだ払拭されていない。
筆者が言いたいのは、実はこのコロナ感染やワクチン接種で人間の脳が退化したという事ではない。
問題は、このコロナ過に対する政府・メディアの進めた外出自粛+閉じ籠り生活=テレワーク勤務、それにマスク推奨、この二点だ。
WEBカメラとZOOM(対話用アプリ)の活用で、直接人に会わず液晶画面を通じてコミュニケーションするというビジネススタイルを推奨した事による弊害が今になって出て来ている。(=今になって人間に悪影響があることを報じ始めている)
TVのワイドショーなどでは盛んにステイホームを叫び、テレワークを推奨し、一時はかの有名な原爆映画「渚にて」の人の居ない街のようになった東京都内。
テレビのワイドショウはコメンテーターが同じスタジオの別コーナー、あるいは別室にいるにもかかわらず、いかにも局外など遠い所からテレモートで出演しているように見せてこれらを煽ったものだ。
広告代理店時代、仕事なんて1対大勢で進めることなどほとんどなかった。部会や局会など極めて閉鎖的な集まりで月に一度程度の頻度だった。
日常勤務では1対1もしくは1対社外スタッフ数人が普通だった。それに相手の顔を見ながら何かを進めるなどは現場での打ち合わせ、準備で、普段はメールや音声電話で充分だった。逆に生で顔を突き合わせなばならない現場会議はメールや電話、テレフォン会議では不可能だった。
大体、激論交わして激高しケンカ状態に成った場合、短気な参加者が怒りのあまりスイッチを切ってしまい、画面が「シャー状態」や「暗転状態」になることがあったほどだもの、テレビ会議=テレワークが中身の濃い重要な討議には向かないことは広告代理店のスタッフ部門では昔から知っていた。
そんな中、過去3年間・・。
筆者はコロナ過においても、常にコンデジ持って屋外に出て徘徊し、このブログもFacebookにも団塊爺コンデジ徘徊画像を投稿していた。TVでメディアが煽る危機感には乗らず、信用せず、常に自分の判断・情報知識で行動してきた。
三鷹から御徒町にある親友事務所へも週一程度で平気で欠かさず通っていた。
液晶画面通じてのコミュニケーションなんて生で相対する場合の1/10も効果は無いと思ったし、海外の情報をこまめに取って、マスクの効能がまやかしだという事を確信していたので、余程相手や周りが迷惑そうに感じる場所以外では一切マスクはしていない。
コロナ過が落ち着いて、ここへきてマスクをし続けることによるマスク脳だの、テレワークによるコミュニケーション不足・異常だのが報じられるようになってきた。
これは昨日のNHKの報道だ・・。
もう一つのテレワークに関しても、一人で部屋の中でテレワークを続けて、生で人と接することが出来なくなると、相当な悪影響が出る・・などという事を今頃になって報道し始めた。
今まで散々それを助長させるような報道を繰り返してきたメディアなのに、その部分に対する反省やお詫びは一切ない。コロナ過が去ってからでなく、その最中にこそ報じるべきではないだろうか?
コロナが過ぎてもマスクを外せない、TV報道に擦り込まれてしまった弱い日本人を元に戻そうとの意図を持った報道なのだろうか?
コロナに関しての脳退化の話は此処までだが、生成系AIの普及による人類の脳退化はもっと切実な問題だと思う・・・この項続く。