2022年11月26日土曜日

団塊世代の週末はいきなりハヤブサの採餌行動観察から始まった。 The baby-boomer generation's weekend suddenly started with observing the foraging behavior of peregrine falcons.

  週末はいつも団塊世代の愚痴こぼしやメディアへのクレーム・嘆きを吐露するのがこのブログの「お約束」なのだが、今朝はちょっと違う。

 毎朝ポケットにコンデジを入れて愛犬散歩をするのだが、今朝はいきなり一番近い鉄塔の上から猛禽類の叫び声が聞こえ、群がり始めたカラスを避けて一本隣(250m先)の鉄塔まで移動するのを目撃した。

 雨間近の暗い朝なので、猛禽の種類は判らなかったがいつもの猛禽類らしいシルエットではなかった。あとで分かったのだが捕えた獲物(ハト)をつかんでいたので複雑なシルエットに見えたのだと思う。

 即走って行って(74歳が愛犬を連れて250m全力で走る)コンデジを鉄塔のてっぺんに居る猛禽類に向けた。どうやらハヤブサの様だ。

 鉄塔を下から見上げるのだから、鉄塔の上にのっけた獲物は見える訳がない。しかし、時々はみ出る主翼の大きさ、むしられてヒラヒラ落ちる羽根の一部(=後で探して回収)を見る限りキジバト、もしくはカワラバトらしい。

 熊本県の人吉球磨エリア、錦町でハヤブサのハンティングから河原に降りての食事の一部始終を撮影した2時間を想い出し、しばらくは鉄塔から動かないだろうと察し、まず愛犬散歩を終え、自宅に戻って500㎜ズームを装着した一眼コンデジを持ち出した。

 40分経っていたが、まだ羽をむしって食事中。しかしカラスが5~6羽寄ってきた。充分食べたのだろう、いつものパタパタして飛ぶ飛び方ではなくゆっくりと羽ばたきながら悠然と去っていった。

 薄暗い条件下の撮影だったので、画像的には最悪なのだがご容赦願いたい。




盛んに羽根をむしっている。



カラスが続々近寄ってくるが・・。

威嚇すると、クモの子を散らすように離散する。

20m以上ある鉄塔なので風向きを考えてむしられた羽根の飛んだ方向を探した。

多分ハト系だと思われる。オナガやヒヨドリではないと思う。