2022年8月6日土曜日

団塊世代は、幾度目かの新型コロナウイルス感染症に関する情報整理を試みた。 The baby boomer generation tried to organize information about the new coronavirus infection several times.

  つい1週間前、日本における新型コロナ感染者数が世界で一番多くなったという衝撃的なニュースには驚かされた。実は情報源は通信社のロイターが公開している世界のコロナ感染情報データバンクにおける各国の新規感染者数値で、ヨーロッパ主要国が毎日の全数カウントをやめてしまい、新規感染者総数発表を閉鎖したから取り残された日本が突出したという単純な理由だったようだ。

 しかし考えてみれば日本における毎日の新規感染者数も、そもそもがいい加減なPCR検査(⇒世界の他の国に比べ検査サイクル数が異常に高く、過去の他の感染ウイルスの破片までカウントし陽性としてしまう)の、しかも毎日検査数が違う中での陽性者(陽性でも発症していない・まったく無症状者)をすべて感染者と言い換えてカウントしているのだから、もともとがいい加減で眉唾物なのだ。

 だが、なぜ世界一マスクを真面目に付けている日本で感染者数が世界一などになったか、データ・証拠を挙げての腑に落ちる解説をするメディア報道は一度も目にしたことがない。

 唯一、ネットで見つけたこの記事には科学的データも調査データもなく、「こうだろう、こうに違いない」という憶測だけだ。いわゆるTVによるコロナ情報のほとんどは相当いい加減なものだと筆者は思うようになっている。

 TVで専門家と称する御仁が参院選挙で人出が増えただの言うが、投票率52%でなおかつ18%(投票者の3人に一人)が期日前投票しているのだから、選挙が感染爆発の原因などという説明は茶番だろう。天気の良い三連休の子供を連れた人出の方が多いのは当たり前。何が専門家だと問いたい。問題のすり替えに他ならない。

 マスクそのものの物理的防御効果が無い事は世界各国が既に実証しているにもかかわらず、そういった物理的証拠・データを出さず、具体的解説をしない辺り、何処が一体専門科なのか?と素人の筆者でも全く疑ってしまう。大体において世界各国でマスクを外している状況下でなぜ日本だけマスクをしつつ感染爆発をしているのだという小学生でもわかる疑問にまともに答えていない日本のメディアは、悲しいかなやはり世界で最低レベルなのだろう。

 マスクの繊維網目と大きさとウイルスのサイズを具体的に比較し、ウイルスを人間の大きさ(1.7m)で例えると不織布と言えどもマスクの繊維の網の目の大きさは30m×30m以上だという。運動会の障害物競走での梯子くぐりとは訳が違うのだ。
 繊維にウイルスが引っ掛かる事はまずありえない事は小学生でも理解できよう?しかしTVメディアも解説者も絶対にこういう事は言わない。2年半前武漢風邪・新しい感染症が情報としてTVに出始めたころ、ウイルスの話のときに一度見かけただけだ。

 更に、最近の世界のデータで、コロナワクチンはオミクロン株以降の変異株にはまったく効かない事、「罹るのは防げないが重症化を防ぐ・・」というのも大嘘であることが証明されている。もっと怖いのはデータではっきり出てしまっているが、ワクチンを重ねて打てば打つほど感染しやすい事実だ。
 オーストラリアのニューサウスウエルズ州のコロナワクチン接種回数別の感染者比率グラフ。青が未接種者、紺が1回接種、黄色が2回接種、朱色が3回接種、緑が4回接種者。ワクチンを打てば打つほど新型コロナに感染しやすいというデータが出ている。我が国厚生省のデータでも似たような結果が出て大問題になっているが、NHKはじめTV・新聞メディアは深く追求しない。

 オーストラリアで出せるこういったデータをなぜ日本では出さないのだろう?実は在るのだが、国民に知られてしまうとワクチン接種を誰もしなくなってしまうからだろうと筆者はみている。
 ワクチン以外の新型コロナ対策をすべて排除して、2類伝染病であるがため保健所の対応・作業を簡素化するがためいま国民はエライとばっちりを受けていると言って良いのではないだろうか?

 ワクチン接種を勧めるこの記事の結びの言葉を見て欲しい。「現在のワクチンで感染拡大を食い止めるのは難しいが、重症化を防ぐ効果はBA5などの変異株に対しても十分にあるだろう」と指摘する・・って「だろう」という期待的表現でしかない。

 しかも根拠など何処にも示していない。さらに決して「断言」はしないのだ。つまり言った責任は絶対にとれないからだろう。医者がこんな頼りない状況で「接種を勧める」というのはどういう事だろう? 
 今のメジャーなメディアの報道はすべてこの類なのだ、疑って注意するのが当たり前だろう?

 これらを不安だと思わない日本人の脳は、もうすでにマヒしてしまったのかもしれない。

 ワクチンを少しでも多く打たせようという国や国の意向をくんだ医師たちは、TVメディア・新聞など政府寄りの情報力を使って大量に情報を流している。なので、主にそう言ったメディア情報だけで自分の知識を形成している国民はまったく疑うことなくワクチンを重ね打ちしているが・・・。


こういったデータはまずTVや新聞には出ない(=出さない)が、知ったらどうなるだろう?


 心ある感染症の専門家たちはZOOMでこういった問題を討論・研究・意見交換している。ネットのニコニコ動画上で閲覧可能だ。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40843548  東北の感染症専門家たちの討論。

 これらそれぞれの知識を交換しながら新型コロナとワクチンに関して討論しているのをテレビの番組などで観たことがあるだろうか?

 Youtubeはワクチン推進の邪魔になる動画や海外の情報を排除・遮断しているようだが、コロナ感染に関して事実上の言論統制そのものが現在進行しているようだ。
 普段は言論統制など行おうものなら、言論の自由を旗印に火が付いたように食ってかかるTVや新聞メディアが今回このあたりを全く問題にしないのも気に成る。みんなグルだという憶測も言下に否定できない状況かもしれない。

 新型コロナのニュースや各局特番でTVに出て来るたった一人の「感染症に詳しい」と称されたゲストのいう事を鵜呑みにして、視聴者が真に受けてしまう怖さは筆者だけが感じている事なのだろうか?

 しかし、ここ数週間のTV報道を見ていると、感染者急増を背景に、その専門家たちがあちこちで中傷・クレームを叩き合い始めており、修羅場を演じ始めているようだ。

 なぜなら、TV各局(NHK・民法含め)がそれぞれに「感染症に詳しい・・」と称してゲスト解説者に迎えている御仁があまりに千差万別過ぎて、現場の開業医だったり、元国立感染症研究所メンバーだったり、大学の感染症研究者だったりその知識レベル・リテラシーの程度に共通の物差しが全くないからだ。ネット上でもメディア露出頻度のランキングがあるだけだ。
 ましてや、それにお笑い上がりや局員コメンテーターがちょっと知識を得て「詳しくなった」と思い込み、一応専門家の医療関係者に食って掛かるなど視聴者・国民を混乱させっぱなしなのだ。疑うことを知らないテレビの前のジジ・ババは鵜呑みにしてしまい、さらには井戸端会議で尾ひれを付けて拡散させているようなありさまだ。
 いずれも出て来るTV局は毎回同じで、これらの自称専門家たちが一堂に会して討論など絶対しないところにも、日本が世界から遅れている原因があるのではないだろうか?

 料理に例えれば、中華の専門家、フレンチのシェフ、ハンバーガー屋の店員、料理研究家、飲食店連合会の会長がそれぞれTVで勝手な見解を言っているに等しくないか?

 素人でも分かる事だが、倉持仁医師、水野医師、佐藤院長、このほかランキングには入っていないがテレ朝で出て来る池袋の大谷医師など、日ごろ朝から晩まで患者対応していて大変だと思う。目先の患者の状態や対処法には詳しいのは良く判る。しかしそれだけ忙しいのだから世界の新型コロナに関する最新の論文やデイリーの最新データなど読んでいる暇は無いだろう?

 八割オジサンと言われた北大から京大へ「栄転?」した西浦教授などはその提示した数値はすべて外れているし、実態にそぐわないいい加減さは当の昔にバレバレだ。

 逆に昭和大学の二木教授や「コロナの女王」と称された岡田晴恵教授などは臨床で現実的にどれだけ直接コロナ患者を診ているのだろう?こういった解説者たちの知見レベル、スキル、リテラシーのバラバラ加減を国民・TV視聴者はどのように自分の中で調整し、専門知識を取捨選択しているのだろう。

 筆者のこのブログの様に疑問点をきちんと整理整頓しているのだろうか?

 そのまた一方で、医学的専門知識もまるでない官僚上がりの知事がイメージ的な表現でエアロゾルなどという言葉を多発し、またTVや新聞がそれを報道するものだから、選択力のないボーッとした爺さん婆さんが鵜呑みにしてしまう。
 えらい知事さんと感染症専門家の発言、さらにはワイドショウのお笑いタレントコメンテーターの話を勝手にミックスして、自分に都合の良い判断をしたり恐怖を覚えたりしているのが現状だろう。

 こんな医学的な素人のいう事を報道し真に受ける人が増えて良いのだろうか? Facebookなどでたまに危機感を持って真面目なデータを元に投稿しても、こういった低レベルの報道を真に受けて脳がマヒしている人も多く、非常に感覚的で否定的なコメントしか返ってこない。現状を憂える昨今だ。