肥薩線の画像を捜していて、特に2017年以降最近の画像ホルダーをチェックしていたら、まだこのブログでもご紹介していなかったいろいろ面白い画像が出て来た。…と言うより、前から在ったのだが撮影した本人の筆者が気が付かなかっただけ。
いちいち能書き、コメントは省くが、撮影者は何処でどういう状況で撮影したか全て覚えている。
筆者がヤマセミの生態を観察・撮影する際は車の中からだったり、車の横に立って居たり折り畳みのパイプ椅子に座っていたりする。ヤマセミの方からは常時丸見えだ。
筆者は思う。野生の動物を観察する際、ブラインドに隠れたつもりでも相手の野生動物はこちらの存在を判っていると・・。だから中途半端に隠れて警戒させるより、堂々と姿を見せて・さらけ出して脅威ではない事を学ばせる方法を取るようにしている。
人吉のヤマセミに関しては観察するすべてのつがいに手を振って、効果があるかないかは定かでないが、こちらの存在を印象付けるようにしてきた。もう10年以上もそうしている。その効果は筆者の撮影した画像で良くお判りいただけると思う。
警戒しないと野鳥は次に撮影者に興味を持ち始める。撮影者の頭上を飛んで抜けて行くなどここ数年は頻繁になってきていた。今日はそういった状況で撮った画像。
真上を抜けて行くのにも随分慣れた。
朝方の逆光でモノクロのヤマセミがカラフルに見える。