三鷹市が何で三鷹という名前に成ったのかというテーマで色々と調べた経緯があったが、最近やっぱりタカ類が多いのがその理由ではないかという事に尽きるような気がしてきた。
江戸時代幕府の閣僚が武蔵野、この三鷹付近でタカ狩りをしたという事が記述にあるようだが、タカ狩りというのは自然のタカではなく鷹匠が飼育訓練したタカを使って小鳥や野ウサギなど狩りをするもので、決してタカを獲るのではない。…という事は別に鷹が多いから三鷹に成ったのではないと思っていた。しかし実際は猛禽類が多いのだ。オオタカ、ハイタカ、ノスリ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、モズ、いずれも結構頻繁に見る。観た事がないのはフクロウ・ミミズク系とミサゴ。
普段は野川沿いにカワセミやミソサザイ、クイナなどを捜しながら進むのだが、今日は開けた所に三脚を付けてジーッと空を眺めてみた。12:30~15:10までの短い間だったが、数種の猛禽類を目視出来た。
最初がオオタカの成鳥。次にハイタカが2羽。三番目がノスリ、これは7~8羽のカラスを従えてモビングされながら移動していた。
CanonのEF500mmf4に✕2のエクステンダーを装着して、なおかつ飛翔を追うため人吉市でのヤマセミの生態撮影用に持っていたスコープ(=照準器)を装着して待った。
が、結局2倍のエクステンダーを使用しての飛翔中へのAFがあまり反応良くなかったので、明日は再び500mmか1.4倍のエクステンダーを付けて再チャレンジをしてみたい。
とりあえずは遠かったので満足できる画像ではないが、三鷹でタカの撮影テスト成果。
まだ晴れる前の薄雲状態で枝留まりのオオタカ
サーマルに乗って旋回してきたハイタカ
カラスと共ににぎやかに登場したノスリ。
ノスリをモビングしながらカラス同士が何かやっていて笑ってしまった。
これから繁殖期に向かって更に飛びまくるだろう。楽しみだ。