ずいぶん久しぶりに、個人的に非常に想い出深い立川の昭和記念公園に行ってみた。土曜日だったので多くの行楽客が居るだろうと思ったところ、ファミリーが少々とランナーグループが多数いた。コロナ・オミクロン株の感染急拡大の影響だろうか?拍子抜けする人出だった。
その中で、思いのほか多かったのが望遠ズームレンズを付けたカメラを提げた野鳥撮影のグループ。ワイワイ言いながら徒党を組んで園内を巡回していた。あれでは野鳥は見つかるどころか逃げてしまうだろうが、撮影より仲間との談笑の方がメインのように見受けられたので、中高年層のバードウオッチングはあれで良いのかもしれない。
1羽のイカルが樹木のてっぺん近くに居るのを樹木の真下まで行って撮影している方々がいたが、あれでは白いお腹しか写っていないだろうと思う。しかも秒間コマ数10コマもしくはそれ以上の高性能のメカを駆使して留まっている野鳥を連写で撮るって何?今一つ良く判らなかったが、後でPC観ながらため息つかれているのではなかろうか?
この角度で見上げてしまったら、どういう画像に成るかは想像出来よう。
今日はそのイカル。立川門から入る前の樹林帯(道路わき)に30羽ほどの群れで居た。灌木の下、暗い部分で採餌をしていた。まるでシロハラの様な採餌だった。
見張りが一羽単独で枝どまりしたとき、ムクドリとツグミがやってきて三種類が1フレームに入ってくれた。水鳥系なら良くあるが、この手の野鳥が三種類揃うのは筆者的には珍しい。
左からムクドリ、イカル、ツグミ。昭和記念公園らしかった。
見張り役がコーキー♪と鳴きながら3~4羽と連れ立って50m離れた葉の落ちた樹木のてっぺんへ一度移動し、数秒後に戻って来た。神経質らしかった。
ざわざわ音を立てながら木陰でまとまって地上餌を採餌中。
残った木の実を啄ばんでいるのか、はたまた新芽を食べているのか?