ここ数日やっと朝晩の風が冷たくなって、冬らしい気配を感じるようになってきた。大体において今年の秋は暖かすぎた。十月桜に交じって普通の桜が咲いていたり、ツグミやシメの飛来がいつもの年より相当遅いと感じる程だった。
こうした季節の移ろいを自然物の変化で知る気象上の報告を、気象庁が今後一部を除いて行わないとする事を決めたと発表があったようだ。正確には「生物季節観測」という。
https://www.chunichi.co.jp/article/151849
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e9f54d034c04b2268876906a5558bb7fb288c56
「生物季節観測」は靖国神社の「桜ソメイヨシノ標準木」の開花宣言や、ウグイスの初鳴きなどでニュースネタとして季節感を表す意味で、非常に素晴らしいと世界に知られた日本の四季把握に大切な行事・習慣だった。
これを気象庁は本庁舎移転に伴って、本庁付近で物理的に観測できないからやめるというらしい。本末転倒だろう?だいたい気象庁がなぜ東京のど真ん中に在る必要があるのだ?
東京都内でも例えば明治神宮や新宿御苑の真ん中、あるいは小石川の植物園にでもオフィスを造れば良いではないか?更に言えば日本全体の気象を統括するのだから、富士山麓にでも置けばいいのだ。
気象庁の職員がネクタイ締めてパソコンの前に座っている必要など全くないと思うが如何だろう?だいたい気象庁へ就職した人たちって、昔から自然が好きで作業服着てそういうの調べるのが好きで入ったんじゃないの?小中学生時代生物部とかで・・・。筆者は実は中学校時代生物部で、子供のころから動植物が好きだったから将来はそういう世界へ行きたかったのだけれど、今は時代が違うのだろうか?
そうでなければ、NHKの昼の憩いで情報を集めている昔の「農林水産通信員⇒ふるさと通信員」みたいな民間人1000人程度を全国から募集して地域別にデイリー情報を集めれば良いではないか?例えばバードリサーチとタイアップするとか、気象庁の役人より野鳥に関しては専門家だよ?筆者なども無償でも喜んで応募するが・・・。全く役人どもにはまったく知恵がない!
https://www.youtube.com/watch?v=9QLuvzjLlQo&t=44s
腹が立ったので、団塊世代は自分で都心を徘徊し、季節の移ろいをこのブログでご紹介する事にした。ついでに色々な写真展を回って「写真愛好家」の方々への情報公開も行いたいと思った。やみくもに年中は行わないが、時にはこうした東京在住者の「東京だよ!おっかさん」情報も良いのではなかろうか?