特に芸能界に憧れるティーンエイジャー、お笑い好き、クイズ番組好きの方々などは、迷うことなく民放やNHKのバラエティ番組を観るだろう?
で、今日の「団塊爺の提案と指摘」なのだが、この番組の画面を見ていて思った!いったいテレビで「密閉、密集、密接」を守ってもいないのに誰が守るか?という事。
NHKではニュース7やニュース9などでキャスター、アナウンサーがこれでもか?と思うほどお互い離れて立って番組進行をしている。
ニュース7
昼のニュース枠での報道スタジオ
テレ朝のモーニングショーでも演出上意図的なのだろう、コメンテーターを隣の部屋か特別室へ隔離してテレワーク方式をイメージさせ、メインのスタジオではレギュラー陣と一緒に並んで座っていない。
メインスタジオには生身の姿で居ないが、裏の別室でカメラの前でライブ参加。
スーパーのレジでも、郵便局でも、開いている公共施設では来客のお互いの距離を2mほどに保つよう張り紙があり、関係者が何かあれば注意を促している。東京都でも「三密=密閉・密集・密接」は絶対ダメ!と盛んにアピールしている。だからそうなりそうな営業施設(=パチンコ、ゲームセンター、映画館、カラオケBOX、などなど)の営業休止をまず筆頭に考えている。
しかし、昨日の夜、テレビのチャンネルをいろいろ切り替え、午後7時~9時頃の番組を観てみたら信じられない状況だった。例によって民放は二流芸能人なのだろうか、10名以上がひな壇にズラリ肩を寄せんばかりに座ったりたったりでバカ話を繰り返していた。
二日前にはクイズ番組で4人組の2チームが難問に挑むという番組なのだが、勝った方の4名がハイタッチはするは抱き合うなど「三密は何処へ行ったの?」状態だった。
こういったTVのバラエティ番組に出ている芸能人に感染者が比率的に多く出ているのはこのあたりのスタジオの換気・接近・密集に加え、打ち上げと称しての会食飲食が原因で、実際はもっと多いのではなかろうかと思う。芸能人と近い若いスポーツアスリートにも飛び火しているのもこれが原因ではなかろうか?
視ている方の視聴者たちは、色々な要請で自粛し我慢しているときにTVの中の映像が全然そういう状態でない場合、観ていてストレスがたまるようなことは無いのだろうか?
閉鎖空間での誕生パーティ!クラスター発生そのものではないのか?
クイズ番組では勝利した際の喜び方は2チームとも半端ではない。
NHKでも超接近した女性陣が寄ってたかってモノを触る。
NHKの所さん番組も接近度は非常に高い。
団塊爺は決してクレーマーではない。しかし、一方で三密を避け不要不急の外出を極力避けるように言っておきながら、TVの番組で「三密」そのものの画像で騒ぐのは如何なものだろう?と思う次第。同時にこれを提供するスポンサー、視聴率さえ稼げればいいのだろうか?さらにはそれを進める広告代理店!こういう時期に「企業理念」「人間性」化けの皮がどんどん剥がれていくような気がするがどうなのだろう?