この一連の行動が単なる水飲みや気まぐれではないことは、獲物を捕らえたことが理由だったのだと後になって撮れた画像で理解できた。
以前、全く同じエリアでハヤブサがヒヨドリもしくはカワラヒワのような野鳥を捕らえ、今回獲物を抑えた場所から50mも離れていない所で1時間以上採餌行動をとったのを思い出せば、ハヤブサ自体は同じ個体だったのかもしれない。
要はこの場所はハヤブサの狩場だったようだ。北関東の渡良瀬遊水地に定住しているハヤブサの狩場も貯水池中心に半径1.5㎞のエリアのように記憶している。
採餌は毎日の日課なので、そうやたらポイントを替えたり、全く新しい所での狩りは行わないのではないだろうか?
三鷹のオオタカも、いつも見張りの際留まる樹木は数か所と決まっている。これと同じようなものかもしれない。
この錦町のハヤブサは、阿蘇外輪山の数羽のハヤブサたちとは明らかに異なる行動パターンだった。生息する立地条件=環境次第で採餌パターンが全然異なる事が良く判った。
食事が終わってしばらくこちらを見ていたような気がする。
こちらへまっすぐか?と一瞬ビビった。
今日は久しぶりの10カット展開でレポートしてみた。上空を飛ぶだけの猛禽類画像より接近感があってお楽しみいただけたのではないだろうか?やはり野鳥と航空機は飛んでいる時こそ美しいと思うのだが、如何だろう?