2019年10月12日土曜日

団塊世代は生涯最大級の台風に出遭う事になりそうだ。The baby boomer generation is likely to encounter the largest typhoon in its lifetime.

 過去最大級の強い台風が首都圏東京を直撃確実で、関東在住の人々は戦々恐々としている。
NHKなどではこれから12時間以上台風情報専門局になるのだろうか?

今日朝9時半で夕暮れより暗い都心の状況だという連絡が都心在住の友人から届いた。

首都高もまだ閉鎖ではないようだが、車は走っていない。

 メディアも先日の台風15号での千葉県エリアの被害の凄まじさと、初動で遅れた行政・東電の頼りなさ、復旧に時間が掛かるもどかしさ、また後に明るみに出た発電機事件を含む行政の「いい加減さ」を繰り返し報道し続けた。
 これで、すっかり関東エリアの一般市民に「自分の身は自分で守らねば・・・。」という気概が芽生えたのだろう。昨日など、首都圏の防災グッズ・日用品売り場は想像を絶する状況だった。ある意味台風前パニックとでも言おうか。

 この手の自然災害の場合、モノが壊れる事はもうどうしようもない。唯々、命を守ることだけ自分の頭でよく考えて行動するしかない。
 筆者など三鷹の自宅の自作の物置など、強風ですっ飛んでしまうことくらい覚悟している。ただ、その飛んだ一部が千葉のゴルフ練習場の鉄塔のように隣家を破壊しない様祈るばかりだ。

 筆者自身は、北関東の研究所のアクリルガラスの温室の屋根が飛ばない様、子供のような年齢スタッフと一緒に足掛け3日間現場待機中。これから起こり得る色々な事を予想し、それへの対応プランA~Zで脳みそは「ウニ」状態だ。何事も起きない事を祈るのみだが、そういう訳にはいかないのが自然の驚異。

 残念だが、千葉で台風15号により被災され破損した屋根をブルーシートや土嚢で押さえて臨時補修した部分も、明日の夜明け成ればたぶん殆ど跡形もなく吹き飛んでしまうだろう。昨年の大坂直撃の台風と同等の被害が関東でも起こってしまう事は必定。

 昨日の昼頃、北関東の研究所へ移動する途中通過したいくつかの都心JR駅周辺で、その台風直前の佇まいをレポートしてみた。
 JRのお知らせは数か国語で貼り出されていたが、見出しが日本語だけ!日本人含めだれも観ていなかった。それに当社HPって何人が見られるのだろう?スマホを持っているのが当たり前、ネットでホームページを見るのが当たり前という事を前提に物事を進めていいのだろうか?普及率を観る限り日本人のまだ半分はこれらに対応できていないというのに・・。

JRの改札では電光文字アナウンスで盛んに計画運休を知らせている。

駅ビルアトレも臨時休業のお知らせ。

あの三越も早くも休業のお知らせ。

せっかく準備したイベントも、このありさま。来場者、出演者の来場が難しいので当然の処置だろう。こういう残念なことは広告代理店時代幾度も経験した。

単一~単四、などの一般電池がすべて防災コーナーから消え、客がパニクって「電池が全然ない、どうしよう!」と騒いでいたが、普段から同じフロアに電池専門売り場が在る。頭が心配と不安でピーク状態になると人間はパニクる。落ち着いて考えれば大型家電店の電池が「防災コーナー」にしか置いていないなど「あり得ない」と判断できるだろう?


当然買ったものの清算コーナーは長蛇の列。ホームセンターはこの比ではないという。

明日このブログを更新できる保証はない。戦々恐々の筆者だ。只々首都圏の方々のご無事を祈る次第。