2019年7月18日木曜日

ヤマセミの棲む球磨川に洗剤の泡、これは悲しい! A detergent foam in the Kumagawa where the crested kingfisher inhabit, this is so sad !

 13年連続で水質日本1位評価の川辺川、更に4年連続1位評価に加わった球磨川本流。大変嬉しい事だし清流にしか棲まないヤマセミが毎年繁殖を繰り返す人吉の環境的背景として一つの裏付けになっている。

 しかし今年の観察中、在ってはならない事実を発見してしまった!何と洗剤の泡が沢山流れていたのだ。此れには驚かされた。一体何処で流したのだろう?発見したのは人吉市の中心部での球磨川本流。

 上流の錦町エリア、あるいはそれより上流か?はたまた3km上で合流した川辺川から流れてきたものか?感じとしてそう上流から流れてきたものではなさそうだ。
 地元の一般生活者が流したのか、工場など企業が流したのか、6月1日からのアユ釣り解禁で来た釣り人が河原で、車でキャンプして流したのか、まったく犯人は判らない。しかし判らないからと言って放って置いて良い物では無かろうと思う。

 ぜひ行政の環境保護・管理部門で調査して欲しいと思うが如何だろう?

 今日のブログ画像はその洗剤の泡の上を飛ぶヤマセミ。
球磨川左岸の縁に沢山の洗剤の泡が・・・。

 決してそう遠くから流れ出たものではない。場所は下の地図だだ。 
このすぐ傍で本流に流れ込む人吉城址東側を流れる小川から出てきたものだと思われる。泡を出した犯人は調べればすぐにでも判ろう。

 写真的にはヤマセミのつがいの飛翔シーンで綺麗だが、水面には洗剤の飛沫が点々と流れている。残念だ。

 人吉市役所なり広域行政なり、縄張り主張で責任転嫁せず調査と原因究明、再犯防止に励んで頂きたい。豊かな人吉球磨エリアの自然環境を守らねば観光も何もあったものでは無かろう?

 綺麗な球磨川は人吉市及びその周辺の心臓だと思うが如何?このブログでは今後もこの事実を追って情報発信していくつもり。

 お陰様で、先日アクセス数・ページビューが50万回を超えた。
 あくまで一個人の情報発信ではあるが、小さなことからコツコツと積み重ねてゆきたい。