2019年3月18日月曜日

北海道, 冬の野鳥再発見シリーズ その1. Discover Hokkaido wild birds of winter again series Vol.1

 If winter comes,can spring be far behind. 「冬来たりなば、春遠からじ。」とは英国の諺で良く英語の授業で外人の先生が使ったのを覚えている。
 今年の東京の桜はもうすぐあと数日で開花し、学校の入学の頃4月1日辺りには既に散り始めるのではないかと危惧するニュースもちらほらだ。

 しかし北海道・道東部はまだまだ冬真っ盛り。10年以上前、5月の連休過ぎに霧多布湿原へ行ったら、ちょうど雪が融けて草木がやっと芽吹く頃だった。季節のあまりの遅さに驚かされたものだ。

 そこで、ここ数日は最近撮影した北海道・道東の真冬の観察画像を精査し、再びご紹介しようと思う。此れから春先~初夏にかけての野鳥状況は相当活性化すると思われるので、このブログも相当忙しくなりそうだ。

 まずは、大自然の中で遭遇した猛禽類から。最初はオジロワシ。
中標津空港から四駆+スタッドレスのレンタカーで根室を目指す途中、夕方最初に眼にしたオジロワシはまるでアメリカの白頭鷲の様だった、って生で白頭鷲は観た事無かったが。

根室半島の太平洋側の崖下から見つけたオジロワシ。

威風堂々でこれぞ猛禽類!という感じで感激した。

暫くするとがけ下にもう一羽のオジロワシが飛来して、盛んに丘の上の個体に向かって鳴き始めた。

すると、丘の上の個体も呼応して鳴き始めた。これがしばらく続いた。

猛禽類独特の甲高い声で鳴き続けるがけ下の個体。

暫く鳴いていた。

時には振り返って・・・。

しかし、鳴き止んだその姿は立派な威厳を持った猛禽だった。