最近の予報の正確さが身に付いてしまった為、現代人は少しでも天気予報が外れると腹が立つようになってしまったようだ。
午前中曇天の今日は、最後のヤマセミの収録を行った。もう漁師さんの網干竿にはヤマセミが来なくなったので、その他の人工物にまつわる画像を狙った。
漁師の網干竿にヤマセミが来なくなった理由は簡単に判った。干し竿と同時に舫ってあった川舟を陸揚げし遠い場所に保安状態にしたためだ。要は網干竿からダイブして獲物をゲットしても叩いて殺して呑み込む場所だった川船が無くなってしまったので、獲物の処理に困ったヤマセミが別の良い場所に移動したというのが真相のようだ。
同時に、冬季の水位の低下で川の水深が浅くなってダイブしにくくなったのも一つの理由だと察しられた。
そんな中、今朝は本流の堤防で面白い事が起こった。いつものヤマセミが堤防の縁からダイブして採餌した後、再び堤防に戻ってきたのだが、こちらに気が付くと何と少し筆者の方へ飛んで近づいたのだ。
此の個体は2年ほど前、同じ場所でダイブを数回撮影した個体なのだが、顔を覚えていてくれたらしい。
確か同じ場所での似たような画像をこのブログでご紹介した記憶があるが、向きが逆だと思う、以前は川上から川下側を撮ったが、今回は川下側から川上方向を撮影。
それ以外の今日の画像と合わせてご紹介。一部ビデオ切り出し画像もある。
堤防の切れ目とその奥の椿の位置に注目してほしい。
切れ目よりこちら側へ来て、なおかつこちらを気にしているヤマセミ。
人吉市の球磨川にいくつかある樋管のアームに留まるヤマセミ。動画からの切り出し。
日本三大急流・球磨川の大看板の前で自撮り!
球磨川支流で採餌したばかりのヤマセミのオス。
お約束の食事後のお清めダイブ。
念入りに身づくろいして・・・。
つがいの相方の居る樹で一休み。