2018年8月13日月曜日

南へ戻る直前のブッポウソウ。 Oriental dollarbird just before returning to the south.

 2012年の8月初旬、人吉盆地の最深部、宮崎県との県境近くで初めて視たブッポウソウ。広島県の三次市の様に保護活動など一切無い中での自然繁殖を終えたブッポウソウが大挙南へ戻る直前、上空を舞う姿に遭遇した様子は昨日のこのブログでご紹介した通りだ。

 翌日、柳の下のドジョウでは無いが、また同じ場所へ行って上空を眺めたら一羽も居なくて拍子抜け。
 30分ほど待って、周りを探したら、1km程離れた山肌の斜面付近で盛んに飛翔訓練をしていた。植林された山の稜線と手前の林を7~8羽が行ったり来たりしていた。

 様子を観察すると、自分のお気に入りの枯れ木などに陣取って、その枯れ木をベースとして空中を飛ぶ大型のヤンマや甲虫を捕獲していた。
 まだ6年以上前でフォーサーズ規格のオリンパスだし、前日より遠い距離なので画像は荒く見難いがご容赦願いたい。

 しかしただ飛んでいるのではなく、森林地帯に陣取って南へ戻る前の腹ごしらえと飛翔訓練、結構面白い生態だと思う。




木々の間で羽根休め・・。



背景が空抜けではないので、いまいちピントが合いにくい。