まだ例年の数は飛来していないが、大掛かりな工事中の横谷カーブ橋エリアでは結構ブッポウソウが飛んでくれていた。例によってブツブツと太く大きな声で鳴きながら大型昆虫などをフライングキャッチしていた。
求愛給餌も見られたし、交尾直前のダンスも見られたが、交尾そのものにはお目に掛かれなかった。ヤマセミの給餌往復飛翔と異なって、予期せぬ急旋回や急降下のブッポウソウは長い望遠やズームは適さないので、短めの300~70mmの真ん中あたりで追い写してみた。
結果、ヤマセミよりはるかに良い結果が出たと思う。ヤマセミの給餌の往復とは異なって何度も宙返りなどを見せてくれるブッポウソウは撮影チャンスが多い分、修正も効いたのだろう。
昨日の夕方、人吉市内でイワツバメの追い写しを30分ほど練習したのが効いたのか?
ブッポウソウは滑空してくれる時間が長いので、ヤマセミよりはブレが少ないのだろうと思う。シャッタースピードはヤマセミと同じ1/200秒だ。
こうして、流し撮りのスピード感は野鳥の撮影方法としてはまだ新しい部類に入るかもしれない。今後も修行しようと思う。