熊本県球磨郡錦町のツクシイバラ自生地では、今年も満開に近いツクシイバラが芳香な匂いで球磨川河川敷を覆いつくしている。
毎年この時期はヤマセミの営巣時期に重なるので、必ず人吉盆地に来た際はこのフィールドに立ち寄ることにしている。今年も既に3回ほど立ち寄ったが、昨日はほぼ満開で一番良い時期に行けたようだ。
今年はツクシイバラの原野の中を歩けるようにボランティアの方々が連日草刈りをされていたのを土手上道路から幾度も見かけている。頭の下がる思いだ。
今年もセッカ、ホオジロ、ヒバリがその中心的野鳥だが、昨日は地元で野鳥その他の情報に詳しく写真もいろいろされる、大石堅志郎さんに偶然ツクシイバラ原生地でお逢いした。ラッキーだった。色々なツクシイバラ保全に関する苦労話やノゴマやオオジシギなども草むらに居る事がある…といった大変魅力的なお話を伺う事が出来た。
まだセッカの数が少なく、先日と同じ1~2羽しかいないようだったが、パターンを覚えたので少し撮影できた。
鳴きながら飛んでくれるのでセッカの位置は判りやすい。このおかげで視力が戻った。
ツクシイバラ原生地の事なら何でも知り尽くしている大石さん!