金属ネジで木製の受け皿をこすって野鳥の声に似た音を出すバードコールなども多くの小鳥には活用できるが、此のアオゲラの場合はピョー、ピョーと大きく長く鳴くので、とてもこの手のバードコールでは鳴き真似声を出せない。
中型だが、大きな野鳥でもあるアオゲラの生態を観察するのは非常に面白いと言えよう。春先のドラミングだったり、同じ仲間同士の隠れんぼだったり、ペアリングのディスプレイ、あるいは樹に穴をあける様子など興味は尽きないが、飛んでいる所をきれいに撮った事だけは無かった。
しかし今回のこの大雪で地上が真っ白になっている間に運よく間近でアオゲラを観察、なおかつ筆者の真上に向かって飛んでくるシーンを撮れた。
耳を掻く仕草など非常にユーモラスだった。
まさかとは思ったが・・・。
こちらへ向かって飛び出してきた!
こうやって見ると非常に面白い尾羽をしている。
まっすぐこちらへ飛んで来たので途中でカメラを回したら自然に横位置が縦位置に成った。とっさにズームを縮めたのが正解だった。