2017年12月28日木曜日

厳冬期のヤマセミの採餌行動。 This is Crested kingfisher's fish hunting in a cold mid winter.

 今年の冬は秋口から気温が低く、寒くて降雪量も例年に比較しても倍以上に多い。地球温暖化は一体どこへ行ったのだ?やはり一部で言い続けられてきた「地球は本当は小氷河期へ向かっている」の説を信じたくなるような今年の冬だ。

 こういった寒さは盆地の人吉では相当なものだろう。この秋から冬にかけては、毎日届く辻先生ご夫妻、古江さんからのヤマセミ通信に出てくる「今朝の人吉は…」の気温と東京武蔵野の気温が非常に似通っている点でも普段の冬よりは全体的に寒いといえる。

 勿論圧倒的に晴れている日は武蔵野の方が多い(霧もないし)が、そういった状況下でのヤマセミの採餌行動は意外に人間の生活エリアに近い所で行われているという経験値を持っている。

 今日の画像は実はマンションの真下でのヤマセミの採餌なのだ。球磨川支流というか側流の土手、あるいは中州のタチヤナギから近距離ダイブして小魚を得るのが真冬のヤマセミの生態なのだ。

 春や夏のダイブと異なって、寒さで動きの鈍い川魚を狙うヤマセミの採餌確率は低くはないようだ。水も冷たいので決死の覚悟で・・・な訳は無いと思うが。ヤマセミに生まれなくて本当に良かった。
球磨川中州のタチヤナギ、霧が晴れ切っていないので寝ぼけた画像にはご容赦願いたい。気温-2℃で実は撮る方も相当寒いのだ。

一旦途中でホバリング的ストップ

改めてダイブに入り

定めを付けて

突っ込むヤマセミ

今回は失敗!


しかし二度目にはゲットして

元のタチヤナギへ凱旋!