軽井沢は既に紅葉のピーク。真夏の若者に代わって髪の毛を緑や青や紫に染め年季の入ったご婦人たちが大きな黄色い声やしゃがれ声で通りを闊歩!周りの紅葉と物凄い不協和音を醸し出していた。物凄い軽井沢を見せてもらった。
浅間山は上半分に雪が積もり、存在感はいつもの数倍はあろうか?妙義山の横を通った際に紅葉の碓氷峠越しの白い浅間山を撮ったが、走る車の中から勘で撮ったので勿論上手くは表現できていない。
軽井沢から佐久平を抜け望月を抜けて蓼科山の麓から白樺湖、車山を経由して霧ヶ峰の先八島湿原の御射山ヒュッテへ到着したのが16:00だった。
台風21号の長雨影響で湿原の植物はもう完全な冬枯れ状態。アカゲラにすれ違った程度で、後はいつものエナガとシジュウカラの混成群程度。朝や昼間ならもう少し何かいるに違いない。
そういう訳で今日のブログは信州霧ヶ峰へ行くまでの景色、山のたたずまいなど。全てコンデジでの撮影。
妙義山横の高速から撮影した浅間山。手前の山並みは紅葉中の碓氷峠?
霧ヶ峰のビーナスラインから八ヶ岳連峰を望む。上の方は冠雪状態だった。
一方、霧ヶ峰はもうススキが原。昔通った横浜の大学時代のススキのキャンパスを思い出した。
八ヶ岳連峰の右肩に赤く染まった富士山がかすかに見えた。
御射山ヒュッテは八島湿原から木道で歩いていかなければならないが、全然問題ない。 11月に入ると水道も川の水も凍ってしまうので小屋を閉じるという。周りには何もない高原の中の一軒家。ワイエスの絵のような感じ。
クマ出没なんて看板、見たくもないが冬ごもり前の熊は食欲旺盛だからちょっと危険かも。
団塊以上の世代の山好きが集っていた。一人できてワインを空けて黙々とディナーの煮込みハンバーグを食すこれも団塊世代と思しき男性。
ヒュッテ内にはピアノトリオのジャズが流れて、もう完璧に趣味の世界。空には三日月。満足の一言。食後の珈琲飲みながら明日の予定をシミュレーション中。