やはり、一番気にするのは私有地の地権者へ掛かる迷惑だとおもう。何せトイレもなければ道もない。筆者は非常持ち歩き用の「トイレ君」を3つ持って現場に行ったほどだ。
九州全域、特に南部は清流も多いしヤマセミの生息数は意外に多いと思われる。国内で視られるほぼ全種の野鳥の生息分布調査が過去数度全国規模で行われているが、残念ながらヤマセミは他の野鳥ほど正確な調査が行われていないようだ。実際は調査結果よりはるかに多い生息数がカウントできるはずだ。
今日も引き続き、水面から5mほどの高さから観察したヤマセミの飛翔画像を中心にお届けしたい。
今、シリーズでご紹介の画像はヤマセミの写真集集大成に収録予定だ。何の仕掛けも弄することなくありのままの自然体ヤマセミを集めてみたいと思う。まずは絶対にストロボを使用しない。餌で誘き寄せない(これはほぼ不可能)。水中に小魚が集まる窪みや仕掛けをこしらえて撮影しやすくする・・・などは行わないで収録した画像ばかりだ。