今回から少しそういった人吉周辺・球磨川流域ではない、まさに山奥だったり、河川ではなく湖・池・沼でのヤマセミの生態をご報告してみたい。場所は明かさないが一応九州圏内で熊本県に隣接する他県ではある。
当然流れもなく、水平面なので画像的には相当雰囲気が違うのと、周りの木々、樹木が迫っていたりする。角度的にも球磨川土手からの撮影とは違うので、今までには無いアングルで捉えた画像が存在する。
いわゆるノートリと言われる最接近画像だが、この位置まで接近して飛び去らないように成るまで4日掛かった。人が来ない此の場所ではいくらでも最接近できたが、慣れてもらうに4日通うという事前の準備が在ればこそだった。
非常に山奥深いエリアでの観察なので、音が無い世界だった。時々珍しい者(=筆者)を見つめるその姿が印象的だった。
1対1の時は落ち着いているのだが、つがいの相方が傍に戻って来た時には急に警戒する振りをするようだったが、筆者の傍には来ず、鳴きながら池の水面近くを周回するだけだった。
つがいに成ると水面近くを幾度も周回していた。
時折様子を見に同じ高さまで上がってくるヤマセミ。