一般的に野鳥の飛翔シーンを好んで撮影する方はあまり多くないが、野鳥撮影愛好者の中には「あートビモノね、ふぅーん」と何か本来の野鳥撮影から外れたまるで「まがいもの」の様に、蔑視する輩が居るが、とんでもない事だと思う。
自分の経験から言って、蔑視する方は自分で撮れないから逆作用でそういったマイノリティを見るような態度をするのだ。要は自分では撮れない腹いせの裏返しの様なものだろう。飛翔シーンを撮られる方は、間違いなく野鳥の生態をよく観察してご存じの方で、なおかつ反射神経を持ち、カメラの機能を熟知さていると思っている。そうでなければ飛んでいる野鳥などそう簡単に撮れるものではない。
同じ飛んでいるモノでも航空機やロケットは、一つの方向へ一定スピードで一直線だから未だ簡単だろう。しかし3次元の空間を自由自在に飛びまくる野鳥、特に小鳥系は相当訓練しないと撮れるものではない。
今日ご紹介のキビタキも、失敗カット、画面に入っていないカットはご紹介したカットの50倍はあるとお考えになって良い。フィルムの時代にはできなかった事だ。
筆者の理念、「航空機と野鳥は飛んでいる時こそ美しい」今後も続けて行く所存だ。
これでキビタキ特集はオシマイ!
明日早朝から九州へ向けて車で移動する為、ブログ更新は少々不定期に成らざるを得ない、まことに申し訳ない次第、お許しください。