時には目の前をヤマセミが行きかう、あるいは30mも距離でタチヤナギに留まってこちらのシャッターチャンスを提供してくれる。勿論毎朝同じ格好で同じ時間に歩かれる辻医師が居ての事で、筆者一人ではなかなかそういうチャンスはない。
日の出が7時を回ってからのこの時期の人吉の朝は遅い。時には川霧で何も見えない時もあるが、ここ数週間は霧も出ず、川原の葦も霜で覆われ真っ白の日が多かった。
そんな中でのヤマセミの佇まいと観察撮影する筆者と辻先生のある日の様子をアップしてみた。
人吉の日の出は盆地を囲む周囲の山の上に成るので少し遅めだ。
下を行く辻医師の上からヤマセミがダイブする。きょりは10m程だろうか。
逆に真下から頭上のヤマセミを狙う辻先生。
これが辻先生撮影の頭上のヤマセミ。いわゆるノートリミングの画像だとか。
筆者は対岸のアオサギと語らい中のヤマセミを撮影。
アオサギを見送るヤマセミ。
川舟を背景に鳴くヤマセミ。筆者の好むもっとも人吉らしい佇まいだ。
ヤマセミを刺激しないよう目立たない冬用の迷彩ヤッケ。これを毛嫌いする方も居るが迷彩柄の効能を良く知らないからだろうと察する。自然観察と軍用目的の差異を理解してもらえないのは残念。感情的な好き嫌いはしょうがない。