大変有り難く嬉しい諫めだが、「幸運にも・・」のフレーズには多少の異論も在る。決して幸運だけで出遭えている訳では無い。人吉にお住いの辻先生、古江さんといったヤマセミに関しては国内で右に出るものが居ない程のヤマセミ遭遇回数をお持ちの先輩のお陰で、実績を重ねられたもの。これらの情報を元に想定したポイント、時間で待っての成果なのだ。
そのほか地元でアユ漁をされている川魚漁師の方々のお陰も在る。
今日の画像は、そういう意味では早朝の霧の中でであったヤマセミの画像。勿論モノクロに近い画像で色のトーンも浅くなってしまっているが、深い霧を全然気にしない野鳥の生態と言えば言えるような気もして来た。こちらが気が付かなくても、音も無くいつの間にか正面の岩に居たりする。
カメラのレンズだから、画像を後でパソコン処理できたが、オリジナルは殆どぼーっとしていて、画像としては役に立たない。
これら飛翔中の画像もあくまで勘で追いかけて撮れたもの。
暫らくして目が慣れると、対岸の枝の二羽に気が付く。
更に慣れてくると、対岸の大きな木の中に居る二羽にも気が付く。