2016年6月30日木曜日

大雨増水の球磨川流域、ヤマセミは何処で採餌?  When Kuma-gawa basin is a rise because of the heavy rain, where is the greater pied kingfisher foraging point.

 南九州の大雨が止まらない。球磨川流域は物凄い増水状況だ。普段ウォーキングしたり、ランニングする堤防下の通路も冠水し、いつもの散歩する人の姿が全く見えない。その後続いた雨の影響で、更に水位は上がっていると思われる。
 一旦此処まで濁った流れが上昇した場合、球磨川・川辺川の濁りが取れるには10日以上掛かる。4年ほど前の熊本県北部豪雨の際は2週間かかって清流が戻った記憶が在る。

 こういう時の野鳥たちの採餌はどうなっているのだろう?まずは長雨で餌を獲れなくて大声で叫んでいるアオサギやトビをご覧頂こう。

トビもアオサギもやたら大口を開けて鳴きわめいている。

水量の多い濁流時、ヤマセミは一体どこで採餌するのだろう?




普段は乾燥した中州などもすっかり水没している。

答えは細い細い支流だった。こういった時にはヤマセミは田んぼの用水路ですら採餌する。細い、狭い小川で採餌する事が多いので撮影は極めて難しい。