今朝のニュースで福島の猫魔、信州の野沢温泉村スキー場でバックカントリーを楽しんだ外人12名(6名・6名)が遭難し救助隊に無事発見されたと聞いた。中国人消費行動のルール破りなど海外からの来訪者たちによる秩序破壊問題がメディアを賑わし始めている。一言で言えば異邦人に対する秩序遵守の徹底、処罰がなっていない。甘いのだ、取り締まり担当者の外人コンプレックスが底辺に在ると思う。
日本人が海外に出て同じような事をすれば、一発で牢屋にぶち込まれるような事でも、大事にせずうやむやにしているような気がする。舐められているのだ。1998年長野オリンピック、スノーボードの競技役員としてハーフパイプ会場の上林スキー場にあったプレス本部で運営に従事した。長野の開会式実施中にCBSのディレクターとカメラマン+ライダーがまだ造成中の上林のハーフパイプに地元の係員の制止を振り切って入り込み収録を始めた。プレス・コントロール担当の筆者はすぐさま駆けつけ、指示して不法行為を仕切っていたCBSディレクターのオリンピック報道IDを取り上げ、即退場を命じた事があった。
周りに居た世界中のプレスはそれ以降、完全に我々運営スタッフの指示を守り、取材に関しての事故はひとつも起きなかった。秩序は厳しいルール徹底と監視・懲罰が無いと絶対に守れない。秩序が守れないと必ず事故につながる。昨年のスキーシーズンは立ち入り禁止のエリアに入った外人2名が雪崩で死亡している。その昔白馬でも7~8名がやはり立ち入り禁止エリアに入り雪崩で死亡している。
海外のスキー場では各自のリスク・責任で命を守るのが常識だから、スキー場で死亡してもスキー場をメディア・マスコミが攻め立てるような事は無い。しかし日本のメディアは事故があると直ぐにスキー場の責任を問い、安全管理体制追求し叩く。そもそも長い刃物を履いて猛スピードで急斜面を下るのがスキーなのだ。危ないのは当たり前で、プレーする人間の方で自己管理できなければやるべきでない事くらい当たり前だろうと思う。15歳の時から既に50年以上スキー、スノーボード、クロカンスキーをやってきて、一度も事故らしい事故が無いのも自分自身で管理防衛しているからこそだろうと思う。スキー場とメディアの間に未だにこういった問題に関しての話し合いが無いのはおかしいと思い続けている。
野沢温泉村の「滑走禁止エリアで遭難して救助された場合全て有料、救出費用は自己負担」と言うのは非常に良い事だと思う。全国で見習うべきではないだろうか?
と、いう訳で正月野鳥撮影の最後はヤマガラとオシドリなどなど
明治神宮の内苑で咥えた木の実を保存しようと場所を探しているヤマガラ。
木のひだの粗い樹木の隙間を捜し・・・、
其処に咥えた木の種や実を器用に押し込むヤマガラ。
似たようなしぐさのエナガだがこちらは逆に虫や小さな蜘蛛を採餌しているようだ。
新宿御苑のオシドリ。最大20羽ほど居るのではないかと思われる。
昼間は奥の方から出てこないが、既にオス・メスのペアリングは出来ているようだ。ちなみにオシドリ夫婦とよく言われているが、ヤマセミ等と違ってオシドリは毎年繁殖を行う相手を替えるそうだ。