2015年3月26日木曜日

北国のシノリガモは英名をハーレクイン・ダックという。 In Japan, Harlequin duck come to northern area of Japan at winter season.

 このシノリガモはなかなか日本では人気の海鳥らしい。その英名がHarlequin duck(ハーレクイン・ダック)というので、あの模様がハーレクイン・ロマンス的なのかと思ったら、「さまざまな色の菱形の・まだら模様の」という意味だと教わった。撮影できたその姿を観て納得した。

 根室から帰って直ぐにアップしたこのブログでも紹介したが、今年の根室地方、つまり道東エリアは幾度も物凄い暴風雪に襲われた。いつに無く爆弾低気圧が発生したのだ。今年の北日本の積雪は半端ではなかった。根室の北人気の知床半島の羅臼では記録的な積雪で連日ニュースを賑わしていた。

 このような状況下で強風時、沢山の海鳥が根室半島南側崖下の漁港に避難したのだろう。おかげさまでノコノコ東京から出向いた探鳥者の目の前に現れてくれた訳だ。
オス二羽に最後尾にメス一羽

個体によって主翼の閉じ方で見える模様が違うのか?

あまりのカラフルなまだら模様で眼とかくちばしが判り難い。

昨日のコオリガモより港の岸壁から離れ気味でたむろしていた。

メス2羽、メスは割りに近くまで来るようだ。

光の加減で青っぽく見えたり赤っぽく見えたりする不思議な海鳥だった。繁殖地では渓流で水生昆虫を食べたりすると言うので、岩魚やマスの類と餌を争っているのだろうか?