2015年3月3日火曜日

有明海沿岸で出遭った野鳥等。その2. I met for the first time of wild birds in the Ariake Sea coast .Part2.

 八代から荒尾に至る西側のコーストラインは不知火海(八代海)宇土半島を越えれば有明海。色々な歴史を持った干拓地がずーっと続くエリアだ。いずれの干拓地もそれぞれ色々な野鳥が飛来したり住み着いていたりする。ご存知の通り野鳥というものは完全に人間の居ない山奥や僻地より、人間の生活圏近くのほうが沢山生息している。

 これは全国各地の「市民の森」「野鳥の森」へ期待して探鳥に行ってもなかなか野鳥の姿が観られず、かえって人間の生活しているエリアに近いほうが色々な野鳥が観られる事等を体験された方も多いだろう。野鳥のほうも人間の生活圏で活動している時と、生活圏外で生活する時は同じ個体でも警戒心が違うように観察される。上手く生活エリアの状況を把握しているものと思われる。

 我が家の隣の大学キャンパスで出会う顔馴染みのヤマバト(個体認識を出来る)は人が来ると直ぐに逃げるのに、我が家の近所の道路で出会うと5mの距離で逃げない。我が家の庭の樹(我が部屋の窓の外1mの距離)に営巣して繁殖した。渡り鳥にしても人家のある近くのほうが落ち着いて営巣しているようだという話を北海道道東の方々の話で確認している。

 そういうベースで、今回有明沿岸での鳥見を続けたレポートを少しご披露。
まずはケリ。本来東北地方など北のほうの留鳥だったが九州北部でも視られる様になった。

干拓地では餌が多いのか?遠くにはタゲリも見える。ケリとタゲリを同時に撮れたのは初。

残念ながら飛翔シーンは撮れなかったが次回は是非!

タゲリは人吉のタカンバルで出遭って以来2ヶ月ぶり。

必ず「ピィーッ!」と一鳴きして飛ぶのが面白い。

一羽だけ飛ぶというのはまれで、数羽が同時に飛ぶようだ。

ふわふわ飛ぶ様に見えるが、カラスに追われて物凄いスピードで逃げ回る場面を目撃。