今回幾つかのモズの行動を追い写せたが、その中にタカサゴモズを入れることが出来た。このタカサゴモズとは珍鳥・迷鳥の類のようだ。
過眼線の真っ黒い帯がつい先日初めて出遭えたツリスガラにそっくりだった。
1933年発行の「鳥類原色大図説」(=復刻版所有)によると左上の隅に錦絵のような水彩画で描かれていて台湾特産と出ていたが、実際に生で観る限り尾が長くて普通のモズと頭の色と肩の雨覆の灰色と褐色が入れ替わったように見えた。尾が長くて躯体も大きいのはすぐに判った。
飛翔スタイルは普通のモズとあまり変わらないようだった。
飛翔の際の地上からの高さもスピードも似たようなものだ。
黒い背景で頭の灰色が非常に良く判り白っぽく見えたのが印象的だった。
採餌の際の高いところからの滑空も、羽根が広い分羽ばたきが少ないようにも感じたが、より猛禽類っぽいのでは無いかと勝手に素人解釈している。