何故そういう撮影を出来たのかは、野鳥愛好家で在ればすぐに判ろう、此処ではその理由は明かさないでクイズとしておこうと思う。別に場所を特定されそうで嫌だとか、愛鳥家に良く在りがちな独占欲ではない。球磨川流域には幾らでもこの手の場所はあある。人吉市内の球磨川土手・堤防延べ10kmを、注意深く野鳥観察しながら歩いてみれば誰でも容易に発見できよう。
アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワウ、ヒドリガモ、それに竹竿の上から見下ろすヤマセミ。ちょっとした野鳥動物園といった感じ?勿論人の姿を観れば蜘蛛の子を散らすように逃げてしまう。
時にはヒドリガモ、ハシビロガモ、マガモ、カルガモの大集団に囲まれる。
ヤマセミはこの場所での採餌は主にホバリングで行う。ホバリングを見下ろせる数少ない場所と言ってよい。
ホバリングから採餌ダイブの一部始終を観察できる。ただ、タイミング的にほとんどが人吉独特の濃い朝霧の中での観察になるのはやむをえない。