2014年8月19日火曜日

ノビタキのフライングキャッチ(空中採餌)が撮れていた。  I took photos of African Stonechat's aerial foraging at Hokkaido.

 道東の国道44号線、釧路ー根室線のから南の初田牛に下る1127号線を車で流しながら数羽の野鳥を撮影した。この路線の左右には大きな牧場が点在する牧歌的な道路で車の往来もほとんど無い。44号線にちかい森に囲まれた渓流ではシマフクロウも生育していると観光案内にはあるが、一人でいきなり行っても出遭えないだろう。やはりこの辺りは養老牛温泉などと違って温泉宿の人口生簀に飛来する個体と異なり、完全野生の固体なのでまず出遭えないだろう。

 それらしき渓流も観てみたが、逆にヒグマが居そうな奥深い野生林なので単独行動などまず出来る訳が無い場所だった。道東では幹線道路ですら「鹿飛び出し注意」と道路上に大きく書いてある上、あちこちに大きな看板がある。現に今回運転中3回も鹿の道路横断を目撃した。走って横断するのではなく悠然と歩いて横断する。1度は近かったが馬のように大きな鹿2頭だった。奈良公園の鹿とは全然違いデカイ!

 44号線から初田牛への案内看板を左折し、快晴の田園地区に入って30分ほどしたとき牧場の杭に留まるノビタキのつがいを発見。電線へ上がったり降りたりを繰り返していたので、しばらく停車して観察。盛んに虫をフライングキャッチしていた。奥日光戦場ヶ原と同じ行動パターンなのでこれを追って撮影をしてみた。
画面の右に飛んでいる昆虫を狙って急ターンのノビタキ♂

ブレーキをかけながら採餌!その視力には本当に驚かされる。

採餌後は全速で落ち着ける電線まで飛翔。

繁殖期なのだろう、採餌頻度は非常に高かった。

たぶん昆虫が多いのだろうか?この場所を動かず何度もキャッチしていた。牧場脇の藪へ何度も降りていたので巣があると思い、そこへの接近は避けて30分で現場を後にし初田牛方面へ向かった。