2014年7月4日金曜日

自然の宝庫、球磨川流域人吉界隈 その3. Natural treasure the Kumagawa River basin Hitoyoshi area. Part3.

  トンボに引き続き、今日は蝶を掲載する。熊本県で蝶と言えばまずはアオスジアゲハだろう。熊本県の「県の木」楠が幼虫時代の食草なので楠の周りにはアオスジアゲハが多いのだ。東京三鷹の我が家にも東側と西側に楠が1本づつ在るがアオスジアゲハは真冬以外いつでも家の周りを飛んでいる。当然熊本県内でも非常に多い蝶で、川筋に行けば必ずこのアオスジアゲハが飛んでいる。飛行速度が非常に速い蝶なので、空中での撮影は非常に難しいが、河原で水やミネラルを吸う時には群れを成す事が有るので撮影が可能だ。

 それ以外、南九州ならではの蝶も多く、東京の友人達に画像を送って名前を訊かないと判らない蝶も多い。イシガケチョウやタテハモドキなどは、まず東京ではお目に掛かれない。
 アオスジアゲハに近い種でミカドアゲハをいつか撮影したいのだが、まだ出遭ったことが無い。今後の課題になっている。

 球磨川本流の土手、特に温泉町の万江川合流地点から万江川橋に至るまでの土手は、かなりたくさんの蝶が観られる。マムシも多い土手なので斜面は気を付けて行かないとエライ事に成りそうだ。東から登った太陽を背に探すといろいろ撮影できよう。
球磨川本流でアオスジアゲハ

同上、飛び立った瞬間

球磨川下流、八代遥拝の瀬で撮影

イチガケチョウ 市房ダム湖周回道路

ミヤマカラスアゲハ 市房ダム湖周回道路

同上

アカタテハ 万江川土手

同上 非常にコントラストの強い蝶で目立ちやすい。